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平成 5年第271回定例会(第2日 3月10日)

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  1. 小野市議会 1993-03-10
    平成 5年第271回定例会(第2日 3月10日)


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    平成 5年第271回定例会(第2日 3月10日)      ┌────────────────────────┐      │第271回小野市議会(定例会)会議録      │      │      平成5年 3月10日(水)(第2日)│      │      開議  午前10時00分      │      └────────────────────────┘      第1 質疑    第2 質問 本日の会議に付した事件    日程第1 質疑    日程第2 質問 議事順序    開  議(午前 9時58分)    開議宣告    質  疑    質  問
       休憩宣告(午前11時04分)    再開宣告(午前11時16分)    休憩宣告(午前11時51分)    再開宣告(午後 0時58分)    休憩宣告(午後 1時50分)    再開宣言(午後 2時05分)    散会宣告(午後 2時51分) 会議に出席した議員(20名)    1番 宮永貴代子      2番 藤岡 保    3番 蓬莱由雄       4番 足立賢三    5番 森本澄夫       6番 横山四郎    7番 藤原文夫       8番 小柳敏郎    9番 小西勝一      10番 田中明弘   11番 吉岡一三      12番 田中髙文   13番 田伏政義      14番 松井敏男   15番 小林利廣      16番 井上 煕   17番 吉岡鉄五      18番 中元昌之   19番 山口廸一      20番 長尾彦広 会議に欠席した議員・説明員   収入役        竹内正春 議事に関係した事務局職員   議会事務局長     上月壯一   議会事務局次長    藤本 優   議会事務局課長補佐  藤田久好   速記者        大谷敏枝 会議に出席した説明員(14名)   市長         廣瀬博司   助役         多鹿敏男   総務部長       末瀬正和   民生部長       松井三郎   建設部長       牛尾 勤   経済部長       吉田真輝   病院事務部長     水池重信   水道部長       久永宗夫   消防長        影山義夫   福祉事務所長     河合 進   教育委員会委員長   永井信義   教育長        友定隆男   監査委員       山本 孝   農業委員会会長    吉田成宏 会議に付した事件   1.質疑   2.質問                開議 午前10時00分                 ~開 議 宣 告~ ○議長(松井敏男君)  これより2日目の会議を開きます。  それではお手元に配布致しております議事日程に基づき会議を進めてまいります。  これより日程に入ります。               ~日程第1 質   疑~ ○議長(松井敏男君)  日程第1 質疑であります。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、通告順に順次発言を許可致します。  20番 長尾彦広君の質疑を許可いたします。              (20番 長尾彦広君 登壇) ○20番(長尾彦広君)  私は議案第10号 平成4年度小野市一般会計補正予算(第5号)について3点お伺い致します。  第1点目、歳入で款11 使用料及び手数料、項1 使用料、目5 教育使用料、節3 保健体育施設使用料補正1,045万円のうち、体育館プール使用料1,000万円について、減の具体的内容と今後の見通しについてお伺い致します。  第2点目は歳出で款9 教育費、項3 中学校費、目1 学校管理費公有財産購入費8,599万3,000円の具体的内容について、特に場所、面積、使用目的等についてお伺い致します。  第3点目、歳出款9 教育費、項7 保健体育費、目4 体育施設費のうち、体育館プール管理経費の委託料377万5,000円の減の理由と内容についてお伺い致します。 ○議長(松井敏男君)  20番 長尾彦広君の質疑に対し答弁を求めます。  教育長 友定隆男君。              (教育長 友定隆男君 登壇) ○教育長(友定隆男君)  第1項目、議案第10号第1点目についてお答え致します。  保健体育施設使用料補正減のうち、体育館プール使用料1,000万円減の具体的内容ですが、平成4年度の当初予算の歳入見積もりにおいて、4月オープンを予定しておりました総合体育館が、開館準備の遅延したこと、オープン記念事業の日程調整がつかず、開館が当初計画より約2か月遅れたこと、及び体育館アリーナの使用者が当初の利用者予測を下回ったこと、並びに利用者の減免規定適用者が大幅に多かったことなどによるものでございます。今後の見通しでありますが、これらのうち、今後は各種スポーツ教室とか大会を開催致しまして、市民が積極的に利用促進できるように考えております。  次に、第1項目、議案第10号第2点目についてお答え致します。  中学校費、学校管理費公有財産購入費8,599万3,000円でございますが、この件は市立小野中学校の第2グランド及び教職員の駐車場用地の用地費であります。  小野中学校は、教職員の駐車場が狭く、玄関付近に駐車しており、登下校時には危険な状況が続いているため、職員駐車場を物色していましたところ、今回当該所有者の事情による売り物件がありましたので、購入したいと考えております。  当該地は、小野中学校より県道沿い西へ約80メートルの場所でありまして、4筆1,784.9平方メートルを取得しようとするものであります。  次に、第1項目、議案第10号、第3点目についてお答え致します。  体育館、プール管理費の委託料377万5,000円の減の理由は、プールの一般利用者が、夏場1日平均約300名でありましたが、秋以降ピーク時の半分以下に減少したために、プール監視員の数を少なくしたことによる人件費の減と、その外電気使用料の減であります。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  答弁は終わりました。  再質疑はありませんか。  20番 長尾彦広君。 ○20番(長尾彦広君)  第1点目の中で答弁をいただいたんですが、主に体育館の使用の減ということですけれども、これは当初予算から見てそういうような状態のようですが、市民の利用したい時に公的な関係の人達の利用が多すぎるんじゃないかということを思うんですけれども、そこらがどうなっているのか。それからもうちょっと体育館、市民の中でも体育館についての具体的なことをあまり知らない人もたくさんいらっしゃると思いますので、もっとPRをどんどんすべきでないかということを思いますが、その点についての対応についてお伺い致します。  それから2点目の、特に教員の駐車場ですけれども、これは整備されたら何台くらい置ける計画なのかお伺い致します。  以上です。 ○議長(松井敏男君)  20番 長尾彦広君の再質疑に対し答弁を求めます。  教育長 友定隆男君。 ○教育長(友定隆男君)  第1項目、議案第10号第1点目について、再質疑についてお答え致します。  いわゆるアルゴのアリーナ部門で市民の利用したい時に公的な行事が入って利用できないということでございますが、どうしても日曜とか祭日とかという時の利用が多いわけでございまして、ここらあたりは今後アルゴの方で、管理委託しておりますアルゴの管理協会の方とよく調整致しまして、できるだけ市民の方が広く使えるような方策を講じてまいりたいと、このように思っております。
     それとPRでございますが、かなりPRをしておりますが、やはり市民としましては、使われる方はかなり限定されておりますので、見学等の方法も考えまして、できるだけ市民の方々に利用していただけるような方策を今後とりたいと思います。  それから、第1項目の第2点目でございますが、駐車場の数でございますが、32台分駐車できる予定でございます。現在所用台数37台ありますので、完全ではございませんが、ほぼ対応できると、こういう台数でございます。  以上でございます。 ○議長(松井敏男君)  答弁は終わりました。  再々質疑はありませんか。  以上で20番 長尾彦広君の質疑は終わりました。  次に1番 宮永貴代子君。               (1番 宮永貴代子君 登壇) ○1番(宮永貴代子君)  私は6項目につきまして質疑をさせていただきます。  第1項目、議案第1号 平成5年度小野市一般会計予算について、第1点目は平成5年度投資事業の実施計画のうち、土木費の全市公園化事業の夢を育む森という新規事業について、どんな内容なのかお伺い致します。  第2点目、歳出款9 教育費、項7 保健体育費、目5 給食センター費備品購入費施設管理用備品購入費50万円と、調理用備品費442万円の内訳についてお伺い致します。  第2項目、議案第10号 平成4年度小野市一般会計補正予算(第5号)について、第1点目、第4表、地方債補正、1、追加の臨時財政特例債420万円について、これは款4 衛生費、項2 清掃費、目3 し尿処理費の地方債420万円ではないかと思われますが、国庫補助削減の理由とこの特例債に置き換える理由が何なのかお伺いします。  第2点目、歳入、款18 諸収入、項3 貸付金元利収入、目3 勤労者住宅融資資金貸付金元利収入3,000万円の減額につきまして、平成4年度初年度の取り組みとして、貸付状況がどういうふうな状況であったのかお伺い致します。  第3項目、議案第11号 平成4年度小野市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、歳出款1 総務費、項1 総務管理費の基金積立5,000万円について、繰越金5,000万円を基金に積み立てされたと思うわけですが、多額の剰余金が出てきた要因をお伺い致します。  第4項目、議案第17号 小野市部設置条例の一部を改正する条例制定について、1点目、福祉部の職員構成及び機構はどのようになるのか、お伺いします。  第5項目 議案第20号 小野市立幼稚園設置に関する条例の一部を改正する条例制定について、市民から幼稚園に対して(1)、2つの園とも同じようにユニットプールを置いてほしい。  (2)、毎日月曜日から金曜日までの保育終了時間を午後2時の一定にしてほしい。  (3)、せめて3学期の開始は1月7日にしてほしい。  これらの切実な要望が毎年出されております。このような中で、保育料、入園料の値上げをされようとしているわけですが、市民の声にこたえていただきたいと思います。ぜひとも市民の声を放置したままにされないで、この問題を解決していただきたいと思いますが、この点についてお伺い致します。  第6項目、市長提案説明について、初めに市長は前段で皇太子のことを述べておられますが、日本国憲法は天皇の国政に関与することは禁じております。また、天皇の名のもとに引き起こされたあの侵略戦争によって、国民は大きな犠牲を払いました。そのため天皇については、市民の中にいろいろな考え方があります。そこで皇太子のことは一天皇家のことであって、お祝いするかどうかは、市民一人一人の判断に任されるべき問題であると思います。  また、世界恒久平和の問題も述べておられますが、アメリカが主導する国連の動きは、世界平和を必ずしもスムーズに成功させておりません。軍事ブロックが解体され、それぞれの民族の自主性が尊重されることが、世界の平和への道であると思います。今、日本国憲法の平和条項が世界の平和に貢献するすばらしいものであるという、国際的な評価がされるようになってきております。提案説明の前段の部分に対する意見を述べまして、各項目ごとの質疑に入らせていただきます。  第1点目第3番目、市民の健康福祉の増進についての項の中で、老人家庭奉仕員派遣事業等在宅福祉サービスの充実を初め云々とありますが、在宅支援をするためには、市民に対して無料でホームヘルパーを派遣することが必要であると思われますが、そのお考えがあるのかどうかお伺い致します。  第2点目、同じ項の中で児童福祉につきましては云々、続いて保育内容の向上に努めますと述べておられますが、新年度も大幅な保育料のアップがあると説明されております。1、小野市民の生活実態にあった保育料にするため、さらに市の助成が必要と考えますが、その実現についてのお考えはあるかどうかお伺い致します。  その2、厚生省は平成6年度から保育料の措置制度等を見直すとして、既にこの2月25日に保育問題検討会をスタートさせています。児童福祉法の全ての児童は、等しくその生活を保障され、愛護されなければならない。この理念を生かしまして、  ①保育所を希望する人すべてに自治体の入所責任が行き届くようにすること。  ②多様な保育ニーズに対応できるよう最低基準を抜本的に改善すること。  ③経費は児童福祉法で定めてあるように、国と自治体が責任をもって負担し、保育料の軽減を図ること。  この3点は保育内容を向上させるため、児童福祉法の改正をしなくてもできることでありますので、ぜひ国に地方からこのような声をあげていただきたいと思いますが、そのお考えについてお伺い致します。  第3点目第4番目、教育文化の向上についての項の内、学校教育につきましては云々に続きまして、一人一人が学ぶ喜びを体得する学校づくりを推進致しますと述べておられますが、今子供たちのおかれている現状は、新学習指導要領の導入により、さらに学ぶ内容が増え、消化不良を起こし、勉強に対する意欲を無くし、中学校での偏差値による受験競争で不登校になっていく子供がふえております。このような子供の実態を解決するため、市長としてどう取り組むべきと思われていますか、お伺い致しまして、私の質疑と致します。 ○議長(松井敏男君)  1番 宮永貴代子君の質疑に対し答弁を求めます。  経済部長 吉田真輝君              (経済部長 吉田真輝君 登壇) ○経済部長吉田真輝君)  第1項目第1点目についてお答え致します。  この事業につきましては、昭和町地内にあります市有地約6万平米、通称ウットウロ地域を公園化し、憩いの森として整備し、市民が森に触れ合い、ハイキング、森林浴などができる空間を提供するものでありまして、平成5年度事業と致しまして、進入道路の整備と調査設計などを行い、平成6年度に兵庫県造林緑化公社に事業を委託し、公園整備を行おうとするものでございます。内容につきましては、多種多様な樹種の植栽や遊歩道が整備できるような施設にしたいと考えております。  以上、答弁と致します。  次に、第2項目第2点目についてお答えを致します。  この勤労者住宅資金融資制度は、平成4年度から新規事業と致しまして実施をしております。平成4年度は7,000万円を預託金として予算化し、融資枠はその3倍の2億1,000万円を確保致しております。当初に予算7,000万円の内4,000万円を預託し、融資枠で1億2,000万円としておりましたが、現在の融資あっせん状況は、新築及び住宅購入で10件、増改築で2件の合計12件、融資総額で1億500万円であります。したがいまして、融資枠の不足は、現在致しておりませんので、追加預託の必要はなく、歳入歳出予算の3,000万円を減額するものであります。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  教育長 友定隆男君。               (教育長 友定隆男君 登壇) ○教育長(友定隆男君)  第1項目第2点目についてお答え致します。  まず、施設管理用備品として、調理作業の能率向上のため、工場用扇風機1台、応接室のクーラー1台、給食調理衣用洗濯機1台、ファクシミリ1台を考えております。  次に、調理用備品購入費については、現在アルマイトのお碗とステンレスの皿を給食に使用しております。この度アルマイトのお碗を陶器に近い樹脂で学校給食に多く使用されつつあるメラミンのお碗に変更するために、約7,000個と洗浄作業の能率を上げるために、ブラシ式食缶洗浄器1台を新規購入し、またパン缶20個分、コンテナ2台分、フライ入れ30個分を更新しようとするものであります。  以上、答弁と致します。  次に、第5項目、議案第20号についてお答え致します。  入園料、保育料につきましては、長年改定しておらず、今回適正な料金に改定するものであります。  なお、3点の要望に応えることが料金改定より先決するものであると考えておりません。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  総務部長 末瀬正和君。              (総務部長 末瀬正和君 登壇) ○総務部長(末瀬正和君)  第2項目第1点目第4表、地方債の追加、臨時財政特例債420万円にかかる国庫補助削減臨時財政特例債に置き換える理由についてお答え致します。  これは国の財政対策上の措置でございまして、国の補助金等の臨時特例等に関する法律により行われるものでございます。この法律は、国の地方公共団体に対する補助負担率の引き下げと、この措置により地方公共団体の財政運営に支障が生じないよう、財政金融上の措置を講じたもので、この補填措置と致しまして、臨時財政特例債の制度が設けられております。  今回、東環状線住宅宅地関連促進事業がこれに該当し、国の補助間差相当額420万円を臨時財政特例債として清掃運搬施設等整備事業の財源に充当しようとするものでございます。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  民生部長 松井三郎君。              (民生部長 松井三郎君 登壇) ○民生部長松井三郎君)  第3項目、議案第11号についてお答え致します。  今回補正の繰越金5,000万円は、平成3年度決算により生じた黒字額2億2,645万9,000円の内の5,000万円であり、平成4年度国保会計の決算見込みを踏まえた上での基金積立であり、国保基金を2億円にしようとするものであります。お尋ねの多額の剰余金が出た要因ですが、平成3年度の歳入において国庫支出金の内、普通調整交付金で約5,000万円、特別調整交付金で8,500万円、一般会計繰入金で約5,000万円などの歳入があったこと、歳出の面では老人保健拠出金が約7,700万円低くなったこと、2年度、3年度の医療費が比較的安定していたことなどにより生じた剰余金であり、これらが主な要因であります。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  助役 多鹿敏男君。 ○助役(多鹿敏男君)  第4項目についてお答え致します。  今後ますます高齢化社会が進む中で、市民福祉行政は市政の重要な所掌事務となることはご承知のとおりであります。新たに設置を予定しております福祉部には、高年福祉課社会福祉課、そして健康課の3課を配置したいと考えております。職員構成は事務量等を勘案しながら、効率的、且つ円滑に事務を推進するための職員配置をしてまいりますが、状況等を見極めながら、必要があれば改善してまいります。  なお、福祉事務所につきましては、社会福祉事業法で設置が義務づけられておりますので、組織的には福祉部の中に包括されるものであります。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  市長 廣瀬博司君。               (市長 廣瀬博司君 登壇) ○市長(廣瀬博司君)  第6項目の第1点目についてお答え致します。  高齢者福祉の重点は、まず在宅福祉の充実にあると、このように考えております。その中でも特にホームヘルパー派遣事業ショートステイ事業及びデイサービス事業は、在宅福祉推進の3本柱といわれているものでございます。これらは、国の要綱に基づきまして、国、県の補助事業として指導を受けながら実施しているものでございます。通常、福祉施策のサービスを受けるためには、基本的には所得により応分の負担が必要であると考えております。したがいまして、現在のところ原則として無料化という考えはしておりません。  第6項目の第2点目(1)についてお答え致します。  平成5年度の保育料につきましては、従来どおり国の定める徴収基準額の1年遅れ、いわゆる前年度の収入というものを基準にしておりまして、3歳未満児や5歳児の保育料につきましても、市独自の軽減規定を設ける等しまして、保護者負担の軽減を図っておるところでございます。小野市の徴収基準額は適正な水準にあると考えております。  厚生省では平成6年度からの実施を目途に、保育問題検討会をスタートしているわけでございますが、今後この結果を見て対応していきたいと、このように考えております。また社会情勢の変化を背景に、保育事業が多様化する今日、既成の保育制度では必ずしも全ての保育ニーズを受け入れることが困難であるため、各自治体においてはそれらに対応すべく、事業対象の小規模化を実施し、現況に従った、適した保育行政の推進に努めております。当市におきましても、今後も国の動向を見守りながら、多様化する保育ニーズに対応できるように努めていきたいと考えております。  3点目でございますが、義務教育学校において学ぶことの楽しさや成就感を味あわせるるということに重点をおきましてやっておるわけでございますが、不登校等の問題につきましては、受験競走だけが原因ではないと、このように私は思っております。いろいろな原因が重複しまして、こういう結果になったんじゃないかと、このように思っております。教育長とよく協議致しまして、登校拒否問題について協議していきたいと考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  答弁は終わりました。  再質疑はありませんか。  1番 宮永貴代子君。 ○1番(宮永貴代子君)  1項目の問題につきまして、経済部長に再度お伺いします。  昭和町のウットウロの地域の事業をするということですが、市長の提案説明にもありますように、先人の守り育ててきた豊かな自然環境と、歴史文化を継承しつつというふうにおっしゃっておりますけれども、いろんな木を植えたり、遊歩道をつけるということですけれども、あの地域の植物とか昆虫とか、そういう自然の体系が大きく崩れることのないように、市民に喜ばれるような施設にしていただきたいと思うんです。そういうことで今ある自然を破壊しますと、もう元通りになりませんので、その点をどういうふうに考えておられるかお伺いしたいと思います。  それから第2点目の給食センター調理用備品につきましてです。アルマイトの現在使っている汁椀が、熱くて手に持てないということで、犬食いの姿勢になっているわけで、犬食いの悪い姿勢がこれでひとつ改善されるので喜んでおります。けれども、もうひとつステンレスのお皿にご飯を盛って子供は食べております。だからやはり犬食いの悪い姿勢が直らないという重大な問題があるわけです。この問題は検討課題ということで、いつでも検討課題とおっしゃっておりますが、いつまで検討されるのかお伺いしたいと思います。  それから第2項目の臨時特例債の問題で、総務部長にお伺いするわけですが、国の補助金の削減ということは、大分前から次々と起こってきております。これは大変地方自治体におきましても、財源の問題で大変心配なできごとだと思うんですね。そういうことで特例債についてはいろんな優遇があるとは思うわけですけれども、ぜひともこのような国の補助金の削減につきまして、国の補助要綱に基づいたしっかりとした責任でこういう臨時特例債に置き換えることのないように、そういう要望をしていただきたいと思いますが、そのお考えについてお伺いします。  それから第2点目の住宅資金、勤労者住宅資金貸付につきまして、経済部長にお伺いします。平成4年度はスムーズなスタートだったというふうに思うわけですが、景気のいろんな動向もありまして、平成5年度はどういう状況になるかわからないとは思うわけですが、小野市内、最近かなり家が建っております。そういうことで平成5年度も同じ7,000万円の預託金を積んでいらっしゃるわけですが、市民の要望がありましたら、さらに追加補正される考えがあるかお伺いしたいと思います。  それから第3項目、国民健康保険につきまして民生部長にお伺いします。多額の剰余金が出てきた要因をお伺いしまして、これでは国保加入者の実態といいますと、自営業者や老人世帯が多いわけですね。そういうことで今現在大変な不況になっております。そういうことから、こういう基金に積み立てないで、国保税の減額に少しでもまわす考えはないかということをお聞きしたいと思います。  もう1点は、2億円もの基金が積み立てられるということになっているわけですが、この基金につきましては、国や県の指導の考え方はどういうふうになっているのかお伺いしたいと思います。  それから第4項目の福祉部の設置につきまして、これは福祉事務所長にお伺いしたいと思います。高年課と社会福祉課と健康課というふうにおっしゃっているわけですが、高年課の中に常駐する嘱託のホームヘルパーさんではなく、これからの対応のために正規のホームヘルパーを年次計画的に置いていってほしいということと、置くべきだと思う点と、健康課ということですが、市民課の中に健康課がありますが、保健センターに保健婦さんいらっしゃいます。それらの関連でもありますが、この健康課の中に老人福祉に対応できる保健婦さんを、正規の常駐の保健婦さんをおかれるのかどうか、その点をお伺いしたいと思います。  それから第9項目の幼稚園の条例ですが、教育長さんが全くそういう考えはないとおっしゃっております。けれどもユニットプールにつきましては、2つの幼稚園の保育内容に著しい差が生じます。その保育内容の差についてはどういうふうに認識されているかお伺いしたいと思います。  また保育終了時間につきましては、本当に親が毎日迎えにいく時間が変わりますので、うっかり忘れて迎えが来るのを子供たちが待っている状況もあるわけです。そういうことでこの保育時間を2時にしてほしいという要望とあわせまして、幼稚園にも是非給食をしてほしい、そういうことが親も先生方からも出されております。この点についてお伺いしたいと思います。  第6項目の市長提案につきまして、市長にお伺いします。  第1点目の福祉は所得に応じて実施するものだと、そういうふうにおっしゃっております。けれども、だれもが高齢期を迎えるわけです。そういうことで市民お互いに無料で派遣するということについては、合意が得られると思います。そういう点で、やはり本当に高齢化社会の在宅支援をするというならば、お年寄りが本当に望まれる、最後は自宅で迎えるんだと、そういう高齢者の希望にそうためにも、やはりホームヘルパーは所得に関係なく無料で派遣を、いつでも派遣できる、そういう体制をとっていただきたいと思いますが、再度市長さんにお伺い致します。
     それから保育所の問題ですが、結果を見て考えていくとおっしゃっておりますが、結果は保育サービス法というふうな新しい法律によって、多様な保育ニーズにこたえると言いながら、保育所を現在の児童福祉法に基づく保育所を解体していく方向になってくるわけです。そういう点で今いろいろと検討が始まっておりますので、やはり児童福祉法の精神を生かして、本当に子供たちが大切に、小野市の将来を担う子供たちが大切に育てられるということは、大事なことですので、今声を地方からあげていただいて、児童福祉法、保育所を解体に導くようなことをしてはならないということを言ってほしいわけです。  地方の財政的な負担も大幅にふえると、そういうふうに聞いております。そういう点でも国の責任をはっきりさせる。そういうことで小野市の財政負担が少しでも軽くなるような、そういう努力もしていただきたいと思いますので、市長に再度そのお考えについてお伺いしたいと思います。  それから第3点目の学校教育につきまして、不登校が受験競争だけが原因でないと、こういうふうにおっしゃっておるわけですが、今偏差値による受験体制のゆがみは、小学校や幼児にまで及んできております。幼児の小学生の塾通いが至るところで見られます。そういう中で幼児から、やはりそういうふうなものが、できる子できない子というふうに、だんだんにつくられていっているわけです。そういうことで、今当面あの業者テストによる偏差値の弊害が新聞でも報道されておりますように、子供たちがそれに代わる校長会の共通テスト、そういうものでまた偏差値で苦しめられることになります。だから私は市長にお願いしたいのは、かってのように学区を小学区制にしていただいて、小野市内の高校へ入学希望する子供が、地元の高校に入れるように、そういうふうにしていただくことが、今の子供たちの大変な状況を解決できる、今当面の手段としてそれが最適な手段ではないかと思うわけですね。そういうことで市長として、そういう県への要望をしていただきたいと思うわけです。  以上の点をお伺い致します。 ○議長(松井敏男君)  1番 宮永貴代子君の再質疑に対し答弁を求めます。  経済部長 吉田真輝君 ○経済部長吉田真輝君)  先ず第1点目の夢を育む森の整備事業についてでありますけれども、自然体系を壊さないように、破壊しないようにと、こういうことでありましたですけれども、もちろん自然を守りながら事業を進めていきたい、このように思っております。  次に、第2項目第2点目の勤労者住宅資金の融資関係でありますけれども、平成5年度につきましても、当初預託金は7,000万円の予算をお願いしているところでありますけれども、これにつきましてはこの申込みの状況、そういうふうな状況を見ながら、適切なる対応をしていきたい、このように考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  教育長 友定隆男君 ○教育長(友定隆男君)  5項目の第2点目でございますが、再質問にお答え致します。  ステンレスの皿の改善の件でございますけれども、いつまで研究しておるのかということでございますが、これにつきましては種々検討してまいりました。しかしながら、いろんな問題点がございます。例えば食器かごの補充の問題とか、あるいは食器消毒保管庫、コンテナの台数の補充、いわゆる保管場所の確保の問題、配送車の増強、あるいは運転手の増員、車庫の拡張等々がございまして、今後さらに研究をしていきたいと、このように思っております。  次に第5項目の議案第20号の再質問にお答え致します。  ユニットプールのことでございますが、小野東幼稚園につきましては、いわゆる本来幼稚園もプールを設置するのが本意でございますけれども、小野東幼稚園につきましては、その設置場所がないということと、それから若松幼稚園につきましては、小野小学校に低学年用のプールがあるということから、若松幼稚園につきましてはユニットプールは使用しておりません。そこで小野東幼稚園につきましては、あくまでも場所がないということから、やむを得ずユニットプールを使っているというところでございます。  次に保育時間の問題と給食の件でございますが、現在2園とも週3日は午後2時までの5時間保育やっております。それ以外は3時間保育でございまして、週24時間のいわゆる保育でございます。これは幼稚園の教育要領に基づく標準の時数でございます。そこで給食でございますけれども、給食につきましては、なんと申しましても心の触れ合いといいますか、親子の触れ合いといいますか、いわゆる幼稚園の子供に対しても、親が愛情をこめて弁当を作ってやるということが、教育上必要であるということから判断致しまして、現在のところは給食はしないということでございます。  以上答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  総務部長 末瀬正和君。 ○総務部長(末瀬正和君)  国の補助負担についてお答え致します。  国の地方公共団体に対する補助負担率の引き下げに対しましては、臨時特例債をもって措置をされておるわけでございます。この臨時特例債につきましては、地方交付税算定上管理償還金相当額を基準財政需要額に算入することになっておりますので、この制度は制度として評価していきたいと考えております。  以上、答弁と致します。 ○民生部長松井三郎君)  再質問にお答え致します。  第3項目、国民健康保険特別会計の基金積立についてのお尋ねでございます。  まず第1点目の基金に積み立てないで、税の減額はできないのかということでございますが、国保会計はご存じのとおり、医療費の動向を勘案しまして、保険税額を定める仕組みになっております。基金は、医療費の急激な上昇による保険税が大きく影響が出るような場合に、対応するために備えるべきものでありますので、ご理解をお願い致します。  次に、第2点目の基金の積立について、国、県の指導についてでございますが、基金につきましては、上部機関の指導は、高齢化社会の中で不安定な、また年々上昇している医療費の動向に対応するよう、多額の剰余金が出た場合に、基金として積み立てるのが妥当だという考えを聞いております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  福祉事務所長 河合 進君。 ○福祉事務所長(河合 進君)  お答え致します。  まず高年福祉課ホームヘルパーの問題でございますけれども、現在のところ正規職員としてのホームヘルパーの配置につきましては考えておりません。  それから健康課における高齢者のための専門の保健婦の設置ということでございますが、これにつきましても現在のところ特に高齢者のための保健婦をということは考えておりません。  以上でございます。 ○議長(松井敏男君)  市長 廣瀬博司君。 ○市長(廣瀬博司君)  ホームヘルパーの無料化ということでございますが、やはり収入によりまして差をつけていくべきだと、このように考えております。現在も最高が時間860円にお願いしているわけでございますし、生活保護による収入のない方は、それはそれなりの0ということでございますので、ご理解を得たいと思っております。  それから保育所の問題でございますが、やはりこれは国の指導によって動いているものでございますので、単独でこの自治体、小野市だけが突っ張るというわけにはまいりません。それから私の申し上げました、この提案説明書にも、引き続きましてということが前提になっておりますので、よろしくお願い申し上げたいと、このように思っております。  不登校の問題でございますけれども、原因というものはいろいろとありまして、私も偏差値に関しましては反対でございますし、国におきましても、この度偏差値採用業者テストということは、中止するようにというような通達が出たんじゃないかと、私は思っております。これは教育長とよく相談するわけでございます。教育の問題に関しまして、市長があれやこれやというようなことは、直接控えていきたいと思いますけれども、調整権というものはやはり市長にございますので、それは教育長とよく相談致しまして対応していきたい。このように思っております。  それと高校入学の件でございますが、これはまた教育長に話しておきますけれども、一応過去におきまして小学区制というものは、これはだめだということがわかったから、今のような学区制になったんじゃないかと、私はこのように理解しているわけでございます。元に戻るというようなことのないようにしていく方がかしこいやり方ではないかと思っております。高校入学に、あるいはどこの学校でもそうでございますが、人生一番勝負というような時期もあってもいいんじゃないか、やはり競争原理というものはある程度必要じゃないか、何も競争、競争が目的じゃなしに、一つの目的のために一つの競争というハードルがあってもいいんじゃないか、私はこのように考えておるわけでございます。不登校にならないように、ひとつ厳しくしっかりとした人間に育っていけるような教育を進めていきたい。このように思っているわけでございます。  以上、答弁です。 ○議長(松井敏男君)  答弁は終わりました。  再々質疑はありませんか。  1番 宮永貴代子君 ○1番(宮永貴代子君)  3項目の国民健康保険特別会計について、民生部長にお尋ね致します。  基金を積み立てていくのは妥当であると、こういうふうにおっしゃっているわけですが、医療費の急激な上昇ということは、過去にあったんでしょうか。あったのであれば、どういう時だったのでしょうか。その点をお尋ねしたいと思います。  それから幼稚園の条例につきまして教育長にお伺いします。  今ご答弁していただきましたのは、いままでからの場所がないので、1つの園では小学校が遠いから、利用することができないからということと、こちらでは小学校に低学年のプールがあるからそれを利用するということは、もう長年そういう理由は聞いてきておるわけですが、ユニットプールのある幼稚園は、年間20日以上プールを使っているわけです。片一方の小学校の低学年を使う幼稚園の方は、五、六回、雨が降れば二、三回になってしまう。こういう状況で、水着に着替えて運動場を走り回る子供に、先生がホースで水をかけていらっしゃる。この現実は大きな保育内容の差として出てきていると思うんですね。その保育内容の差があることを市民はいろいろ不満に思っているわけです。そういうことでぜひ前向きに検討していただきたいと思います。この点についてお考えをお聞き致します。  それから週3回午後2時まで保育をしているということですが、加西市は月曜日から金曜日まで給食も実施して、午後2時まで幼稚園の保育を致しております。西脇市も週に何回か幼稚園での給食をしております。そういうことで給食がないのは、近隣市に比べましても小野市だけという実態があります。近隣市からも保育内容が差が出ている幼稚園の給食の実施についても、前向きに検討していただきたいと思いますが、そのお考えについてお伺い致します。  それから学校教育のことを市長提案のところでございますが、市長の答弁によりますと、競争は必要だと、小学区制が過去においていけなかったから変えられたんではないかと、こういうようにおっしゃるわけですが、戦後文部省が通達で出しておりますのは、希望する子供が全員が高校へ行って勉強ができること、そして小学区制にして学校の格差をつけないこと、こういうことを文部省は戦後高校教育に対して指導をしていたわけです。それ以降教育がどんどん、どんどん悪くなっていく中で、子供たちに親や先生方にも負担を押しつける中学区制にして、学校間に大きな格差をつける、そういうことで小野高校が大変重たい、こういうふうなことを言っております。そういう点で小野から福知山まで毎日通っている子供が交通事故でなくなるという、そういうことも起こっております。そういうことからぜひとも、市長さんとしては小学区制を中学区制に変えたということではないと思います。認識不足ではないかと私は思うわけで、そういう点で文部省もかってそういう教育本来の指導をしておりましたので、そういうところに子供たちの教育を戻していく、どの子も豊かな教育を受けて、立派な小野市を背負っていけるような、そういう子供にするためには、今この高校の学区制を小学区制にするということが本当に大切な問題になっていると思います。 ○議長(松井敏男君)  宮永議員、高校についての問題は、県教委が決められることでありますので、その点について市長は今後どう対応されるのかということで止めてもらいたいと思います。 ○1番(宮永貴代子君)  わかりました。市長のお考えをお聞きします。 ○議長(松井敏男君)  1番 宮永貴代子君の再々質疑に対し答弁を求めます。  民生部長 松井三郎君 ○民生部長松井三郎君)  お答え致します。  第3項目、国民健康保険の件でございますが、医療費の急激な上昇が過去にあったかということでございますが、把握しておりますところでは平成元年度におきまして、医療費総額で約7%、老人医療費で約20%、また参考でございますが、今年度に入りまして医療費が非常に伸びております。4月から12月までの9か月間で8.6%の医療費の伸びとなっております。私たちは4%前後が平均的な伸びと考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  教育長 友定隆男君。 ○教育長(友定隆男君)  第5項目について、再々質問にお答え致します。  ユニットプールの件でございますが、再答弁で申しましたように、本来幼稚園もプールの使用が原則でございます。今申しましたように、小野若松幼稚園につきましては、小学校が近いということから、本来の低学年用のプールを利用しておる。小野東幼稚園につきましては、あくまでも場所がないということからユニットプールを使用しておりますので、ユニットプール使用が大前提ではございません。あくまでも低学年用のプールの設置を前提としておりますが、今言いましたような現実でございますので、ユニットプールということにしておるわけでございますので、その点ご理解いただきたいと思います。  それから給食と保育時間の件でございますが、これにつきましては、やはり幼稚園の教育要領によります、いわゆる1日の教育時間4時間標準とするということについて遵守していきたい。ただ、給食でございますけれども、加西市、西脇市につきましては、ただいま言われましたように給食があるわけでございますが、それ以外につきましては、小野市と同じように給食は一切しておりません。これは学校教育法におきましては、いわゆる義務教育の学校については、その義務がありますということになっておりますが、これはそういうところで幼稚園につきましては、給食は義務教育と違うということもありますので、給食は今後も考えておりません。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  市長 廣瀬博司君。 ○市長(廣瀬博司君)  高校の学区制でございますけれども、市長の方から個人的に言いましても、こういうことをだれに申していいのか、県の教育長くらいにしか言えないわけでございますし、県の教育長、昔の友達でございまして、お前あほかいわれるくらいのことで、過去の経験からこういうふうにしてやられたのでございますので、各市町寄ってやろうかと思うわけでございます。そういうことを今ちょっと思ったわけでございますけれども、また知り合いの市長も、そんなこといよったら笑われるぞと言われるのがおちじゃないかと、私は予想致します。こういうようなことは、ひとついかがでございましょうか。市民の声、県民の声ということで、皆さんの方から声をあげてきいただくのがいいんじゃないかと、このように考えております。以上です。 ○議長(松井敏男君)  以上で1番 宮永貴代子君の質疑は終わりました。  これにて議案に対する質疑を終結致します。  この際15分間休憩致します。                休憩 午前11時04分               ─────────────                再開 午前11時16分 ○議長(松井敏男君)  ただいまから会議を再開致します。               ~日程第2 質  問~ ○議長(松井敏男君)  日程第2 質問であります。  これより質問に入ります。  質問の通告がありますので、通告順に順次発言を許可致します。  13番 田伏政義君。              (13番 田伏政義君 登壇) ○13番(田伏政義君)  私は3項目にわたり質問致します。  第1項目は病院経営の見直し、  第2項目は市の環境について、  第3項目は市史編纂についてであります。  まず第1項目 病院経営の見直しについて、1961年、いつでもだれでも、どこでもを合言葉に国民皆保険ができ、それをきっかけに多くの民間病院が建設され、当市においても1954年、昭和29年市制施行時に市民病院は設置されています。しかし、これら自治体病院そして民間病院の経営は、年々厳しくなっており、民間病院の実態は1986年、昭和61年には26%の病院が累積赤字を抱え、1991年平成3年ですが、実に65%と5年間で赤字病院は5倍になっております。このような状況下で自治体病院において看護婦の確保、病床利用率、安全経営のための総合化の取り組みは今後の当然な課題でありますが、自治体病院には地方公営企業法第3条の趣旨、目的に常に企業の経営性、経済性を発揮するとともに、その本来の目的である公共の福祉を増進するように運営されなければならないとし、また地方自治法第2条第13項では、住民の福祉の増進に努めるとともに、最小限の経費で最大の効果を上げられるようにしなければならないとされております。  一般的な能率性の発揮にとどまることなく、企業の経済性の発揮を求められており、その経営にはまことに厳しいものがあります。そこで次の4点を市民病院事務部長にお尋ね致します。  第1点目、医療法と自治体病院の経営の原則を踏まえて、今後の経営の運営と、方向と抱負をお尋ね致します。  第2点目、総合化は第3期整備計画に取り組まれているところでありますが、増設される具体的な診療科と、それによる収支の見通しをどのように考えておられますか。  第3点目、病床利用率向上のため、人間ドック、高度検査機の購入等に取り組まれているが、効果はどの程度あがっているのか、またこれで十分とのお考えでおられるのか、お尋ね致します。  第4点目、看護婦確保のための奨学金制度や潜在看護婦の掘り起こし等に努力されておられますが、現在の看護婦に対する給与、手当面等の改善はどの程度必要と考えておられるのか、お尋ね致します。  第2項目、市の環境について、人間社会にあって自然からの制約条件を考慮した価値判断の体系で、人間の活動自体を律していこうとする考えを環境主義といいますが、環境主義は強権な整備体制のもとで一時的に成立しえたものとしても、市民的自由の成熟とともに崩壊するものであり、この環境問題は先進国に共通する、豊かな生活の願望と大量消費病を克服しようとするライフスタイルの改革であります。しかし、まだまだ社会の改革までに結実しないのが現状であり、地域環境を守ることは市民一人一人の努力が必要でありますが、自治体の公共的責任でもあります。地域環境を守るには、上級行政機関の指示待ちにならず、旧弊を乗り越え、環境自治体を形成すべきであります。そこで自治体の環境診断ということを考えるべきで、市民が自らの住む自治体において、何が問題なのかを正しく認識することが基本であります。自治体環境政策が、計画的に実施されているか否かについても、明らかにする必要があります。自治体環境を目指す第1のステップは、市民や自治体みずから自治体診断を行い、カルテを作成することが必要であると考えます。  そこで次の3点についてお伺い致します。  第1点目、市の環境診断をいかに実施されるのか。  第2点目、エコオフィス診断についてはどのようにされているのか。  第3点目、環境政策診断でありますが、今後どのように充実されるのか。お尋ね致します。  次は第3項目、市史編纂についてであります。  小野市史が発行されたのは、市制施行1954年、昭和29年より15年後の1969年であり、市史編纂については定例本会議でも質問され、当局も努力を払われているところでありますが、小野市は文化遺産等は数多いにかかわらず、文化が遅々としている状況ではないかと存じます。市内各所には意義ある人物の不世出の古文書や碑文書は数多いものがあると存じます。例を人物的にあげますと、石州、島根県でありますが、津和野の浪人で小野藩の客であった野々口隆正、大国隆正とも言いますが、という国学者にして和歌に長じ、公武の別を立て、天下騒然たる時代にも隆正説を唱え、その硯学と勤皇論は、天下の人心の帰趣を定めた卓説とされています。  その他、河合には大塩平八郎と義挙を共にした「堀井儀三郎」、来住の「赤松仁兵衛」、阿形の「赤川利兵衛」、市場の「近藤一族」、小野の「三宅清正」(萩原流華道累代の指南)等々、有名な人物は地域的に数多くあります。これらの先人の方々の古文書は、必ず市民の協力により発見され、市史編纂の大役となると思われますが、さらに探究努力を要するものであります。そこで市史編纂について、次の3点をお伺い致します。  第1点目、現在の編纂の進捗状況はどうなっておるのかお尋ね致します。  第2点目、編纂に伴う難点と今後の見通しについて。  第3点目、古文書発見のため、市民の協力についてどのように取り組まれているのかお尋ね致しまして、私の質問を終わります。 ○議長(松井敏男君)  13番 田伏政義君の質問に対し、答弁を求めます。
     病院事務部長 水池重信君。              (病院事務部長 水池重信君 登壇) ○病院事務部長(水池重信君)  第1項目第1点目にお答え致します。  ご承知のとおり、総医療費の抑制下にあって、病院は公私を問わず経営は非常に苦しくなってきております。1980年より10年間の全国平均では、人件費の伸びは42%アップ、物価は25%アップ、診療報酬の伸びはわずか実質で3.1%でございます。特に公立病院は地域住民の健康を守るために運営されており、医学医療の進歩に応じた適正な医療を供給することを本旨とし、一般医療のほか公的病院でなければ対応することのできない高度な医療、特殊な医療、先駆的医療、さらに救急医療や老人医療などの地域に欠けている機能を補填し、医療水準の向上と市民医療の確保に努めなければなりません。一方経営は人件費の高騰、薬価差益の減少、週休2日制の実施などに伴い、病院を取り巻く環境はますます厳しいものと考えております。しかしなから、市民の医療を担う中核的存在であることから、常に経営の合理化を図り、無理、無駄、むらの排除を心がけ、医療の質の向上、患者サービスの向上を目指し、さらに経営努力をあげなければならないと、考えております。  次に第2点目にお答え致します。  総合病院化の条件と致しましては、現在の診療科に眼科、耳鼻咽喉科の新設が必要となってまいります。この度の第3期整備事業は、新設科の導入は考えておりません。経済性から見ますと、通常眼科の収支率は約5%、耳鼻咽喉科の収支率は約17%の不採算診療であるといわれています。よって総合病院化につきましては、公共性と経済性を十分考慮し、慎重に検討しなければならないと考えております。今回の第3期整備事業の内容と致しましては、病気の早期発見と早期治療を目指し、検査機能を充実致します。特に近年は大腸ガンが急増の傾向にあり、大腸検査を中心により多くの方々がより早く受信できるよう、施設の整備を図る予定であります。  この事業によります収支の見通しでございますが、約3,000万円の増収を見込んでおります。したがいまして、第3期整備事業を早期に完成させ、経営基盤の安定を図った上で高齢化社会にマッチした診療科を検討し、総合病院化を進めてまいります。  次に第3点目にお答え致します。  平成4年度の人間ドック利用者数は約250人を予定致しております。平成3年度と比較致しますと、約20%の増となる見込みであります。また、病床利用率も約2%アップとなる予定であります。  次に、高度検査機器の購入につきましては、使用頻度、収益性等を考慮し、絶えず効率的な運用を心がけております。   また、これらの効果につきましては、病気の早期発見、早期治療に貢献し、市民の安心と信頼を得ているものと確信致しております。今後さらに長期的な展望にたち、高度医療の提供に適用していくためにも、人間ドックの検査内容の充実、計画的な機器の購入に取り組む必要があるものと考えております。したがいまして、現時点では医療機器の整備が十分であるとは考えておりません。  次に、第4点目にお答えを致します。  看護婦に対する給与等につきましては、国の給与改定に基づき対応致しております。全国的な看護婦不足の現状を踏まえ、近年は例年にない給与改定がなされました。平成3年度で一般職員の改定率3.7%に対し、看護職員は7.6%と大幅に引き上げられております。今後も国の改定に基づき実施していきたいと考えております。しかしながら、看護婦確保につきましては、給与面だけではなく、看護業務の見直し等により、専門職としての力が発揮でき、働きがいのある職場づくりが大切であると考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  民生部長 松井三郎君。              (民生部長 松井三郎君 登壇) ○民生部長松井三郎君)  第2項目についてお答え致します。  まず、議員の地域環境保全に対する先見的なご見解に敬意を表します。  第1点でございますが、環境診断をどのように実施しているかでありますが、環境の対象範囲は大気、水質、騒音等のいわゆる典型公害から、ごみリサイクル、エネルギー等までの広い意味を指していると思います。大気、水質、騒音につきましては、毎年定期的に調査を実施して、環境基準との比較を行っております。ごみリサイクル問題につきましては、減量化、資源化対策を通して、ゴミ排出量やリサイクル量の状況を把握して評価をしています。またエネルギーについては、市内電気消費量や水道使用量を把握するなど、できるかぎり環境の指標にかかわる事項について経年変化等の状況を調査しております。今後は自治体として地球環境への配慮を求められることになりますので、市民、事業所の理解を高め、その面からの診断や評価ができるよう上部機関との連携の中で行ってまいります。  続いて第2点目についてお答え致します。  エコオフィス診断は、自治体が一事業体として環境への配慮をどの程度行っているかということだと思いますが、ひとつは平成3年11月から消費者協会の食品トレイ回収にあわせまして、市職員を対象にしたトレイ回収を行っております。回を重ねるにつれ、回収量もふえてきております。  2つには平成4年11月から庁舎内において紙ごみを減量化するため、分別回収をしております。その結果、資源としての回収量は1日当たり16キロから1日当たり71.5キロにふえております。これらにより市職員の環境に優しい心の醸成に大きな効果をもたらしていると考えております。  また、平成3年度末には近隣市町の先陣をきって、公用車に電気自動車を導入するなど、環境自治体となるよう鋭意努力を致しております。  続いて第3点目についてお答え致します。  環境政策診断の充実でありますが、これは自治体の環境政策を客観的にチェックする機能ということであると思います。小野市の主要な環境政策には公害の防止、廃棄物の適正処理、自然環境の保全、快適環境の創造の4つの柱として実施しております。  まず、公害の防止については、小野市民の良好な環境を保全する条例をもとに、工場指導及び環境監視を行っております。  廃棄物の適正処理については、環境を保全する条例及び小野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例に基づき、事業廃棄物の適正処理、不法投棄の防止及び一般廃棄物の減量化と資源化対策を実施しております。  次に、自然環境の保全及び快適環境の創造につきましては、全市公園化構想基本計画やオアシス計画をもとに、潤いと安らぎのあるまちづくりを図っているところでございます。議員ご指摘のように、これらの政策が題目だけに終わることなく、行政はもちろん、市民、事業所において実践につながり、効果をあげているかを自ら診断するとともに、市民の環境に対する意見が反映できるように取り組んでまいります。  なんといいましても、これからの環境問題はますます複雑、かつ多様性を増してくると思いますので、ご提案の趣旨を十分研究して、今後の環境政策に役立ててまいりたいと存じます。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  助役 多鹿敏男君。               (助役 多鹿敏男君 登壇) ○助役(多鹿敏男君)  第3項目第1点目についてお答え致します。  現在の進捗の状況でありますが、古文書の整理は順調に進み、近世文書、いわゆる江戸時代を中心として約9,000点の整理保存を完了しております。また市史の編纂につきましては、第1巻を文化財編として発刊する予定であります。  第2点目でありますが、編纂に伴う難点と致しましては、市外へ出てしまっている古文書また未確認の市内にある古文書をいかに収集整理するかでありますが、これはより多くの情報を得て、足で稼ぐ、こういうことで調査を進めてまいりたい、このように考えております。  次に、今後の見通しでありますが、引き続き古文書の収集整理を行うとともに、文化財編発刊に向けて本格的な現地調査を実施致します。  第3点目、古文書の発見のための市民への協力についての取り組みでありますが、各区長に文書で紹介するとともに、新聞、広報等でPRにつとめ、広く市民に周知徹底を図っております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  答弁は終わりました。  再質問はありませんか。  13番 田伏政義君。 ○13番(田伏政義君)  まず、先ほど環境につきまして民生部長からご答弁いただきましたが、建設部長にお尋ね致します。  自治体では、建設土木事業が専門業者に委託して行うことがほとんどでありますが、この場合業者選定の基準とすべきものは、経済性や安全性、デザイン性であることが多いと思います。そこで今後この基準とともに環境への配慮状況を業者の適格性として導入しようとする考えがあるのかどうか、環境に配慮した業者、それから委託者の選択についてお尋ね致します。配慮されているかどうかですね。  その次に、同じく環境問題でございますが、経済部長にお尋ね致します。  経済部におかれましても、環境にかかわる課題は数多いと思います。特に農政においては農地機能の保全と活用、農薬の適正使用、そして有機農業の振興でありますが、平成4年7月20日の調査では、特に有機農産物の生産流通等の動向調査が行われ、有機農産物は32%であります。消費者の7割が有機農産物の統一基準を必要としているのが実態であります。そのほか農政では適切、適作、減農薬、水質汚濁防止法等、産業の活性化に伴い深刻化せざるを得ない状況が起こってまいると思いますが、これらにつきまして、環境保全についてどのような抱負を経済部長はお持ちなのか、お尋ね致します。  なお、教育長にお尋ねしますが、この環境保全という問題については、小さい学童、生徒からこの環境問題について教育すべきではなかろうかと思います。そこで環境保全について啓蒙すべき事項を、教育長としてのこれらについての問題をどのようにお考えになっておられるかお尋ね致します。以上です。 ○議長(松井敏男君)  13番 田伏政義君の再質問に対し答弁を求めます。  建設部長 牛尾 勤君。 ○建設部長(牛尾 勤君)  第2項目の再質問に対し答弁致します。  建設部所管の道路、公園、下水道など、それらの整備自体が都市を快適にしていく場合の基盤づくりであると、私どもは認識致しております。しかし、一方で議員ご指摘のように、例えていうなれば環境共生都市、環境とともに生きるといった都市をつくっていくとすれば、いわゆる快適環境重視の考え方にたつということでございますので、例えば公害防止、あるいは都市の緑化、そういった技術や知識も必要になってくるのではないかと考えます。こういった技術を施工業者の方々が習得しておられるわけでございますが、今後ますますそういった技術、知識も必要となってくるということになりますと、それらの知識を有している施工業者の果たす役割といったものは、環境共生都市を創造していくうえで、ますます重要になってくるということになります。したがいまして、当然のことながら、市におきましても、道路、公園、下水道、その他いろんな公共工事を発注していくわけでございますが、そういった知識、技術を有する業者といったものの選択が大変重要なポイントになってこようかと考える次第であります。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  経済部長 吉田真輝君。 ○経済部長吉田真輝君)  第2項目の再質問についてお答えを致します。  経済部におきましては、農業行政と商工行政を担当致しております。今日、質問にありますように、地球規模で環境保全問題が取り上げられております。きょうの新聞でもありましたように、環境基本法案が昨日自民党の環境部会で了承され、今国会に提出されるように承っております。農業行政につきましては、自然環境と農業、都市と農村が共生できるような社会を目指さなければならないと考えております。  農業は私たちの生命を支える大切な食料を生産するばかりでなく、国土の保全や自然環境の維持のためにも、かけがえのない機能を有しております。また、農林業が健全に発展してこそ、農村の環境も保つことができるのだというふうに考えております。  そこで、経済部におきましては、先ず農地の環境機能の保全、活用の面と致しまして、ほ場整備事業の推進に取り組んでおります。平成4年度末で事業の進捗は84%になる予定でございます。おおせのように、この農業基盤整備事業の完成によりまして、適地適作農業ができると、廃業農地をつくり、適地適作農業ができるものと考えております。また、生活排水処理計画に基づきまして、農業集落排水の推進を致しております。  ため池の改修には地元要望によりまして、水辺環境を生かした親水対策としての利活用事業にも取り組んでおります。都市と農村の共生、有機農業の振興と致しまして、ふるさと小野れんげまつりの実施も、平成5年度も計画していきたいというふうに考えております。  畜産に伴う悪臭対策と有機農業の推進と致しまして、これからも関係者とともに、できれば有機センターの取り組みをしていきたい、進めていきたいと、このように考えております。  また、昨年10月1日に環境創造型農業推進対策要綱が県において施行されております。これらにつきましても、減農薬でありますとか、有機農業というふうなことがあるように聞いております。したがいまして、今後この要綱の内容をよく見ながら、地域の農業に取り入れられるものにつきましては、取り組んでいきたいと、このように考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  教育長 友定隆男君。 ○教育長(友定隆男君)  第2項目の再質問についてお答え致します。  教育におきましては、環境問題は非常に大切な問題であると認識しており、そのため学校教育において環境保全、省エネルギー、省資源などの学習を行いたいと考えております。特に環境教育につきましては、平成5年度県教育委員会の重点項目に上げられており、小野市教育の努力目標において人と自然の調和を目指し、学習プログラムを作成し、計画的に指導してまいりたいと考えております。学校施設、とりわけグランドなどは、排水透水性を重視しまして、快適な運動ができる環境整備をすることが大切であると考えております。  また、社会教育、生涯教育においても、環境問題を重視し、積極的に取り組んでまいりたいと考えており、例えばそのひとつと致しまして、図書館等に環境問題に関する資料なり、文献図書を整備してまいりたいと、このように考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  答弁は終わりました。  再々質問はありませんか。  13番 田伏政義君。 ○13番(田伏政義君)  助役に再々質問致します。  環境計画立案またはその施策というものは、庁内全部を含む計画が必要であると思います。行政事業中心の計画でなくてはならないと存じます。また施策を仮に展開しても、進行管理が遅々として前進しないものは、計画は必要ではないと思います。今後当市の全部局あげての環境保全対策について、どのようなお考えをお持ちですか、お尋ねいたします。 ○議長(松井敏男君)  13番 田伏政義君の再々質問に対し、答弁を求めます。  助役 多鹿敏男君。 ○助役(多鹿敏男君)  お答え致します。  今後の環境保全対策についてでありますけれども、環境の問題といいますのは、私たちの身近な直接生活にかかわるような問題から、地球的な問題まで、その範囲は非常に大きく、また広いものがあります。そんな中で現在はどちらかいいますと、公害とか廃棄物、こういうような問題が大きなウエートを占めているわけでございますが、今後は自然環境の保護、それから快適環境の創造、こういうようなことにつきまして、現在取り組んでいるわけでございますけれども、これらを含めてさらに自然との調和、こういうことを考えながら環境の保全へと進めていきたいと、このように考えております。このためには、関係する部局の連携はもちろんでありますけれども、国、県の指導を受けながら、住民と一体となった、そういうような取り組みができるように努めてまいりたいと、このように考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  以上で13番 田伏政義君の質問は終わりました。  この際暫時休憩致します。再開は午後1時と致します。                休憩 午前11時51分               ─────────────                再開 午後12時58分 ○議長(松井敏男君)  ただいまから会議を再開致します。  休憩前に引き続き質問であります。  9番 小西勝一君の質問を許可致します。               (9番 小西勝一君 登壇) ○9番(小西勝一君)  私は次の4項目につき、それぞれお伺いを致します。  まず第1項目は、火葬場改築の取り組みについてであります。  また第2項目、自然環境保護について。  第3の項目、道路行政について。  そして第4項目と致しまして、中学校における進路指導と業者テストについてお伺いをしてまいります。  まず、第1の火葬場改築の件であります。この件につきましては、それぞれの会派の、それも多くの議員が過去何回も質問をされております。それでもなお、あえて私がお尋ね致しますのも、この問題がそれだけに切実であり、かつ早急に解決を図らなければならない問題だと考えるからであります。ご承知のように、この火葬場は播磨内陸医務事業組合のうち、小野市と加東郡3町が維持管理致しております現在の施設が1か所あるのみであります。この施設が設置されましたのが昭和42年度であり、その当時はまだまだ従来の風習と致しまして、土葬等の習慣もあり、一応この施設でその使命を果していたというふうにも思われるわけであります。しかしながら、この施設も建設以来、既に25年以上も経過し、また住民意識の変化、あるいは社会情勢の変遷等に加え、それぞれの地域にありましたところの土葬等の用地もおいおい少なくなってまいりまして、火葬に対する需要といいますか、要望というものが急速に高まっているというような現状になるわけであります。加えて日本人の伝統的な意識と申しますか、信条と致しまして、死者に対してはできるだけ手厚く、しかも懇ろに弔いたいという願いがあるわけであります。このように考えてまいります時に、現在の建物はいかにも古めかしく、時代にそぐわないと思いますし、また遺族や親族の方々の感情にもそぐわないというような状況にあると思います。手狭で老朽化した現施設では、到底対応しきれないものがあるというふうに考えますし、また、時としてやむを得ず市外の施設を利用せざるを得ないという状況もしばしばあると聞いております。そこで1日も早く何とかしてほしいという市民の声は日増しに高まり、当市議会においてもここ数年来、多くの議員がこの件について質問をなされてきているというのも、そういう理由からであります。したがって、早急に解決することこそが、現在の行政の大きな課題であるというふうに思いますし、また市当局にあっても十分認識されておるところではありますけれども、再度重ねてお伺いをしてみたいというふうに考えております。
     そこでこの施設の改修について、将来今申しあげました理由にそうような市民の斎場、火葬場、墓地等に対する要望をどのように受け止めながら、そしてこれは組合立でありますけれども、そういう組合の方にどのように働きかけておるのか。  そして第2点と致しまして、既に何回となく質問がなされておりますので、関係市町の間においてある程度の話が進められたと思いますので、この現在の状況の中でどの程度の計画がなされておるのか、あるいはまたどの時点でいよいよ改築への取り組みをされようと致しておるのか、その辺のこともお伺いを致したいと思います。  なお、3点目と致しましては、先ほどからも申し上げておりますように、市民の強い要望、期待があるわけであります。だから今後の取り組みと致しましては、私の願いと致しまして、もちろん組合立ということもあるわけでありますけれども、やはり小野市が一番人口、あるいは規模からいいましても多いと思います。小野市として主導権をもった働きかけを組合の方にどのようにされようとするのか、その辺もお伺いをしておきたいと思います。  次に、第2の項目、自然環境保護についてであります。この件につきましては、午前中の質問もあったわけでありますけれども、若干視点を変えてお伺いをしてまいりたいと思います。  戦後の復興期から経済大国へとまっしぐらに走り続けてきた私たちの国は、今やまさに世界の経済超大国へと発展してまいったわけであります。しかしながら、経済優先、開発優先の過程において、我が国の至るところ自然破壊、環境破壊が進み、今にして国土の荒廃を防止し、破壊から自然を守り、真に人間のための環境を育て、環境保全型の行政の推進が強く求められてまいりました。昨年6月に地球サミットが開かれ、それを契機に環境庁が中心となって、環境基本法の法案づくりが進められており、今国会に提出されるようにも承知を致しております。これは地球の温暖化防止、あるいはオゾン層保護など、地球レベルでの環境問題を捕らえ、また大量消費、大量廃棄がもたらす都市生活型公害など、環境悪化に歯止めをかけ、人類の存在基盤である環境を大切にし、安らぎや潤いのある環境を保全する人間社会を、将来に向かってどのように構築していくべきかについての大きな指針ともしようとするものであります。幸いに致しまして我が兵庫県にあっては、過去数年前から全県全土公園化計画が打ち出され、またそれを受けて当市にあっても全市公園化計画が営々として進められておるところであります。誠に賢明な施策というべきであります。  先に発表されました第2次小野市総合計画の中にも、土地利用構想として自然環境ゾーンを設定し、恵まれた自然環境を積極的に保全するとともに、潤いと安らぎのある公園緑地などの整備を促進するとうたってあります。そこで私はこの構想を1日も早く具体化し、さらに一歩進めて、自然豊かな、そういう環境にあって、野鳥や、あるいは絶滅の恐れのある野性の植物等を保護しながら、人間と共生する良好な自然環境を積極的に創造し、推進することこそが、まさに心豊かな県土をつくり、生活大国づくりにつながっていくものと確信を致しております。  以上、私が申し述べました観点について、当市の自然環境保護行政について、企画理事であります助役にお伺いを致したいと思います。  次に、道路行政であります。  これは建設部長にお伺いをするわけでありますけれども、一般的に申しまして、道路というものは当然人や車が安全かつ快適に通行するとともに、人々の生活を支える経済活動を活発にするための物資がスムーズに流通するための役割を果たすとともに、近代社会にありましては、その地下に水道、電気、電信、公共下水でありますとか、防火防災のための重要な公共物を埋設して、都市機能の大きな役割を果たしておるわけであります。まさに道路こそは都市基盤の根幹をなすものであるといっても過言ではないと思います。それゆえに市民は道路や道路行政に対しまして、多くの期待や願いをもっております。しかし、私は今回、小野市の将来のまちづくりを展望しつつ、いわゆるまちづくりの根幹ともなり得るような、言ってみまするならば従来のパターンに捕らわれないところの根幹、基幹道路といったようなもの、もちろんこれには延長も十分なものを持ち、しかもなお幅員も大幅な幅員をもった、そういう道路をこの際つくってみる必要があるのではないか、そしてそれが時としては道路の機能を果たすということでなくて、将来の都市の空間をつくりながら、そこに人々が集い、憩い、そしてまた語り合いながら、新たな文化を創造するような拠点ともなるような道路、そういったものがあってもいいのではないかというふうに考えるわけであります。既にいろんな道路行政の中で、道路が整備されておりますことについては、十分承知もし、評価も致しておりますけれども、ここで私が申し上げますのは、そういった小野市のまちづくりの拠点、顔ともなるような基幹、根幹道路をつくりながら、複合的な利用が考えられる。そしてそういう多面的な利用方法、機能をもった道路を、この際思い切った発想と大胆な計画をつくっていってはいかがか、というふうに考えるわけであります。この辺につきまして、まず建設部長の見解をお伺い致したいと思います。  次に第4の項目であります、中学校における進路指導と業者のテストについて、教育長にお伺いを致します。  このほど文部省の高等教育改革推進会議の入試部会におきまして、中学校の指導現場から、いわゆる業者テストを追放することなどを盛り込んだ報告書が提出されたところであります。これはかねてから業者テストが偏差値による進路指導でありますとか、私立高校への推薦入試などで、いわゆるテストの偏差値が、事実上の判定材料に使われているというような反省から、かねがね問題になっていたところであります。また一方兵庫県教委におきましては、既に昭和51年、業者テストを平素の事業時間に実施したり、また学校単位で参加することは自粛すべきである、との通達を出しておったところであります。しかし、最近において県教委が県下の学校、これは30余校だというふうに聞いておりますけれども、抽出調査したところ、そのすべての学校が、業者テストを実施しておったと、そしてまたそのほとんどの学校が、正規の授業時間中に行っておって、県の通達が完全に形骸化してしまっているというような結果も出ておるわけであります。そういう状況の中にありまして、この度文部省は、業者テストを学校の教育現場から追放するんだというような方向であるようであります。  そこでまず第1点目に、小野市内の中学校において、今日までに業者テストをどのような形で実施し、取り組んできたか、その実態についてお伺いを致したいと思います。  次に第2点目として、その実施されましたところの業者のテスト結果が、どのように活用されてきたのか、お伺いを致したいと思います。  さらに3点目として、今後当然文部省の方からの、この件についての指導がある、というふうに推測できるわけであります。まだ通達はまいってないかとは思いますけれども、当然大きな問題になっております。市教委として今後どのようにこの問題に取り組んでいくのか、その考え方をお伺い致しまして、私の質問を終わります。 ○議長(松井敏男君)  9番 小西勝一君の質問に対し答弁を求めます。  助役 多鹿敏男君。               (助役 多鹿敏男君 登壇) ○助役(多鹿敏男君)  第1項目第1点目についてお答え致します。 現在の施設は、議員ご指摘のとおりでございまして、炉の改修を行いながら運営しております。市民の皆さんが、近代的な斎場が早くできるよう要望されていることにつきましては、よく承知を致しております。  続いて第2点目でありますが、播磨内陸医務事業組合のうち、火葬場に関係する1市3町において協議し、現在地において全面改築することで検討を重ねてきました。そして、用地の確保について地元と話し合いを重ねてまいりましたが、これが難航し、行き詰まりの状態にあります。再度関係市町で協議を重ね、鋭意検討してまいります。したがいまして、計画に支障のない適切な時点で計画内容等を市民にお知らせしていきたい。このように考えております。  次に第3点目でありますが、ただいま第2点目でお答え申し上げましたように、働きかけをしてまいりたいと考えておりますが、また一方では、広域行政の中で検討してはというような意見もありますので、それらもあわせて検討中であります。以上が第1項目であります。  続きまして、第2項目についてお答え致します。  市長の提案説明でも申し述べましたとおり、我が国の環境政策は、地球環境危機に面して、大きな転換期にあります。市民が心から豊さが実感でき、快適な生活を実現していくためには、潤いに満ちた環境を創造し、人と自然が調和した魅力あるまちづくりを進めなければならないと考えております。自然環境の保護につきましては、今後ますます重要な行政課題であると認識しております。市としましては、国、県の施策や方針に準拠し、これらの問題に取り組んでいるところであります。例えば山林等の大規模開発では、緑地の確保や周辺に与える環境調査などの指導を行っております。  ご質問の野鳥や植物の保護に関する施策につきましては、現在のところ直接取り組んでおりませんが、5年度から着工を予定しております「夢を育む森整備事業」では、斜面緑地を確保しながら整備を進め、自然保護を考慮した開発を致します。  また、とんぼ公園づくりの調査研究などを進め、美しい自然を取り戻す施策も考えております。さらにこれから具体化します小野ウイズタウン開発等におきましても、従来の開発優先を改めまして、市民生活を重視した環境に優しいまちづくりを基本に計画を煮詰めてまいります。しかしながら、この自然保護問題は行政が取り組む施策だけではその目的達成は十分とは言いがたく、事業所をはじめ、多くの市民の皆様方のご理解、ご協力が不可欠でありまして、市民と一体となった取り組みが重要であると考えます。市と致しましては、引き続き全市公園化構想を基本に、野鳥や野性植物の保護も含めて、公園や緑地空間の整備を進めるとともに、住民参加を求めながら、自然環境の保全に努めてまいりたい、このように考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  建設部長 牛尾 勤君。              (建設部長 牛尾 勤君 登壇) ○建設部長(牛尾 勤君)  第3項目第1点目についてお答え致します。  これまでの道路整備は、車社会の急激な進展に対応して、交通混雑を解消するための道路改良や舗装、そして歩行者が安全に通行できる歩道など、都市基盤整備の根幹をなすものとして整備が進められてきました。近年では上下水道などの広域施設を収容するための空間として、生活環境の改善に寄与しているところでございます。さらに、議員ご提唱のとおり、都市空間の環境づくりとして、駅前道路、目抜き通り、並木道などを沿道と連携した景観整備を行い、住民が誇りとし、まつりやイベントなどの場として活用できる、地域のシンボルとなる道路空間が求められる時代になってきたと認識しております。しかしながら、小野市など東播磨内陸各都市においては、都市基盤と生活環境を充実することに加えまして、交通ネットワークを形成するために道路整備を重点的に進めているのが現状であります。小野市街地においては、例えば道路の幅員、最大のものは18メートルでございます。大がかりなイベントを道路において行おうとすれば、かなりの広幅員のものが必要と思われます。現状、とりわけ現在の市街地におきましては、市街地の規模、土地利用、用地空間の生み出し方、財源問題、さらには市民コンセンサスなど幾つかの課題もあり、今後の検討をまたなければならないと考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  教育長 友定隆男君。               (教育長 友定隆男君 登壇) ○教育長(友定隆男君)  第4項目第1点目についてお答え致します。  市内4中学におきましては、従来から業者テストを、平日の授業時間内で教師の監督により実施しております。実施教科は5教科であり、年間実施回数は1、2年生は3回程度、3年生は8回程度であります。  次に第2点目についてお答え致します。  テストの結果としましては、個人の得点、校内順位及び偏差値等が算出されます。また業者によっては各教科のウィークポイントや今後の学習の手だて等がいわゆる個人票に記載されているために、受験した個人の学習意欲を喚起する目的で個人に配布してあります。  次に学校では、この資料の内、校内順位と個人得点を過年度の進路実績と比較しながら、進路相談に活用しており、偏差値につきましては、指導上必要はなく、従来から一切利用しておりません。  次に第3点目についてお答え致します。  市教育委員会と致しましては、今後の県教育委員会の指導に沿って対応していく方針でございます。なお、現時点では県教育委員会からは具体的な指導はなされておりませんが、近日中に通達があるものと思います。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  答弁は終わりました。  再質問はありませんか。  9番 小西勝一君。 ○9番(小西勝一君)  まず第1の項目、火葬場の件につきまして、ここで市長にお伺いを致したいと思うわけであります。  これは昭和63年の7月に、第2次小野市総合計画書が我々の方にも配布されておるわけであります。その中に生活環境の充実ということの中で、斎場、墓地の件について、かなりのスペースを割いて、その計画が嘔われておりますし、まさに問題を十分把握されながら、意気込みを感じるわけであります。ただ残念なことには、この施設が組合立ということのために、ややもすれば、互いに必要性は感じつつも、だれが、あるいはどの市から声をあげるか、というようなこともあるんじゃないかと思うんですが、ご質問にも申し述べましたように、1市3町の中にありましては、当然小野市が主導権、イニシアチブをとりながら、声を大にしていただかなければ前に進まない側面もあるんじゃないかなというふうにも思うわけであります。  また平成3年の議員の質問に対しましても、市長も現施設が、もう既に年代物であるというふうにはっきりとおっしゃっておられるわけであります。この件に関しまして、なお市長のこの問題に対する姿勢、意気込みのほどをお伺いを致したいというふうに思います。  次に第2の自然環境保護についてであります。  先ほど助役の答弁をいただいたわけでありますけれども、私ここに平成5年1月30日の神戸新聞の切り抜きした部分を持っておるわけでありますけれども、私たちのこの地域は、昔からいわゆる渡り鳥の飛来する適地であり、そういった渡り鳥がたくさん住み着くというような自然環境にあると、それだけに自然が豊富であるということでもあり、また自然を大切にしていかなければならないというふうに思うわけであります。しかもまた、先ほど申し上げておりますように、これからは人間が恐らく21世紀に向かえばよい環境の中で暮らす権利といったようなものが、恐らく人類共通の権利意識として出てくるんじゃないかな、というふうにも考えられるわけであります。そういうことの中で、そんな折角恵まれた環境を積極的に保全するとともに、また、我々にありましては、勤労時間の短縮、そしてまたそれに伴って当然余暇時間が増大してくるわけであります。家族が1日ゆっくりと、のんびりと、そういった自然にゆったりとした気分にひたりながら、1日を楽しく過ごすと、そんな場があってもいいんじゃないかというふうに思うわけであります。そういう意味からもこういった、せっかく遠来のそういう野鳥類も住み心地がいいし、あわせて人間環境にも大変好ましい環境というものが、ぜひ必要だと思うわけであります。そういう観点から、積極的にそういう自然豊かな環境を、大いに行政の手だてを講じて保全するように、今後ともに取り組んでもらいたいというふうな願いをもつわけであります。  今年度、夢を育む森構想が、これはウットウロのところを考えておられるようでありますけれども、私が申し上げますのは、そういった動植物が、せっかく飛来しても、心安らかに生息できるようなところ、そういうものがぜひ小野市内にあってもいいと思うわけであります。そういう意味からも、そういう地域をきちんと保全、そして保護していくということについての見解を再度お伺いを致したいと思います。  次に、道路の件につきまして、これは市長にお伺いを致したいと思います。  私は今回この道路につきましては、視点を変えての質問をしておるわけであります。先ほど建設部長の答弁の中にもいろんな条件整備があるということも承知をするわけでありますけれども、どことは具体的に申し上げませんけれども、立地としていい条件のところがあるんじゃないかなというふうに思うわけでありますし、また、そういう道路の沿線に住家、民家といったような構造物がありますと、用地買収が大変ですし、また補償とういようなことも大変になってくるわけであります。したがって、そういうところに今私が求めた、申し上げておりますような道路の構想じゃなくて、比較的そういう建造物、構造物等のない、しかも市のこの市街地からも近いところに案外求められるんじゃないかなと思いますし、また普段は道路として活用致しておりましても、時としては交通を遮断しても、また他に迂回をさせる、あるいは交通に特に渋滞を来さないような地域もあるようにも思えるわけであります。したがいまして、今にしてそういう計画を立てられるならば、まさに素晴らしい小野市のまちづくりが進められていくんじゃないかなというような見地からお伺いを致しております。  最初にも申し上げましたように、ひとつこの際、大胆な発想と思い切った計画を打ち出してみられる考えはないか、これは市長にお伺いを致したいと思います。  次に、教育長にお伺いを致しますわけでありますが、まだ業者テストにつきましては、特に国なり県教委の方からの通達もないということでありますし、多分そうであろうと思います。ただ私も現場の教師に一、二お伺い致しましたところ、学校の先生方の中には、今ただちにこれを廃止というようなことになると、混乱とまでいかなくとも、とまどいがあるという思いをされております。だからそれなりに、これはいいという意味じゃなくて、それなりの効用があったようにも思うわけでありますけれども、今回文部省の方では、追放という言葉を使ったほど強い姿勢が出てまいっております。したがって、過去の慣習等に捕らわれることなく、やっぱりきちんとしたこれについての対応をとるべきであろうと思います。もう既に、これは私も新聞のことでありますけれども、加古川市教委あたりでは、この業者テストを追放するための検討委員会等を設置しながら、早期に文部省なり県教委の姿勢に沿った対応をしていくんだ、というような姿勢を打ち出されているようなところもあるようであります。当市教委において何らかの方策を打ち出すべく、今日までの間に教育委員会でありますとか、学校の現場の先生を交えて、この業者テスト追放についての検討を加えられたことがあるのかどうか、その辺をお伺いして、再質問を終わります。 ○議長(松井敏男君)  9番 小西勝一君の再質問に対し答弁を求めます。  教育長 友定隆男君。 ○教育長(友定隆男君)  第4項目3点目の再質問についてお答え致します。  業者テストの追放の件でございますが、この検討でございますけれども、現在のところはまだ検討しておりませんが、先般県下の都市教育長協議会の際に、県の教育次長の方からこの問題に触れられまして、県としましては、文部省の方針に沿っていきたいという意味のことを言われてましたので、今後は小野市教育委員会と致しましても、いわゆる追放といいますか、その方向で検討していきたい。これにつきましては具体的な考え方としましては、まだよう考えておりませんけれども、今言われましたように、加古川市のような形で内部的に、また4校長入れてのそこらあたりの研究といいますか、そこらは別途やっていきたいと、このように考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  助役 多鹿敏男君。 ○助役(多鹿敏男君)  お答え致します。  第2項目の自然環境の保護についてでありますけれども、議員ご指摘のように、自然を大切にとか、地域の自然環境の保全、そして野鳥、野性植物の保護とか、自然と人間の共生、こういうようなことを申されました。まさにそのとおりでございますし、そんな中に安らぎであるとか、やさしさであるとか、潤いというようなことも申されました。まさにそのとおりでございます。私ども市と致しましても、現在バードウオッチングですけれども、これ県立自然公園の鴨池キャンプ場の中に観察小屋を設けております。今後野鳥、野性生物の保護、またそういうようなものの観察できるような、そういうようなことも含めまして、全市公園化構想の中で検討してまいりたい、このように考えているわけでございます。この自然環境の保全といいますのは、やはり基本的に考えてみますと、地域の環境を保全しつつ、地域の資源は合理的に利用していきたい、こういうようなことを基本的に考えて進めてまいりたい、このように考えているところでございます。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  市長 廣瀬博司君。 ○市長(廣瀬博司君)  まず火葬場の問題でございますが、ただいまも助役の方から答弁致しておりますように、現状では頓挫しているという状況でございます。この小野市が中心になってやらなきゃいけない、先頭に立ってやらなきいけないんじゃないかということでございますけれども、これも組合議員の中で、小野市出身の議員が一番最初の発言がございましたことを私は記憶しております。またこの件につきましても、会長である社町長と話を致しましたのも私でございます。小野市に現在あるわけでございますので、私は当時助役を専任に当てまして、これはやはりご存じのとおり迷惑施設と申しますか、必要べからざる施設ではあるけれども、やはり地域の方々は、迷惑施設であると、このように心得ておられるわけですね。そのようなことで、助役そのものを当てまして、強力に話を進めるようにと、こういうことで進めたわけでございますけれども、現在、今助役が話しましたように、前任者は行き詰まってしまったと、こういうことでございます。迷惑施設といいますのは、いわゆる霊安所、それから汚水浄水場、あるいはまたごみの焼却場というようなものがあげられるわけでございますけれども、先だって私の方が社、東条町と一緒になりました、今クリーンセンターでございますが、やっております。この焼却場建設の場合に、ある地点を選定致しまして、話を進めておったわけでございますけれども、やはり迷惑施設であるということで、一夜にしてそれが変更になってしまって、話が頓挫したと、非常に迷惑、こちらの担当者と致しましても迷惑しているわけでございますので、この火葬場の件につきましてどうするんだ、ああするんだということを今発表せよといわれても、発表するわけにはまいりませんので、ひとつご理解を得たいと、発表する時はもう既に完全に話ができたという時に発表していきたいと、このように考えております。  道路の件でございますが、何かイベントなどをやるような道路をつくれというお話のようでございます。この質問説明会の時にも、事務局長の方から例として神戸市の市役所前の広い道路だとか、あるいは姫路の駅前道路ですか、50メートル道路の話が出ておりました。公共施設というものの建設というものは、やはり必要性というものがまずあげられなければならないんじゃないかと、必要性と技術的可能、あるいは経済的可能と、こういうことが公共事業の3要素と申しまして、この要素が満たされて、初めて建設というところに取りかかっていくようになるわけでございます。現在の小野市の成熟度と申しますと、まだこのような道路につきましてはいかがかなと、こういうふうに「?マーク」でお答えするより仕方がないんじゃないかと、このように思います。それよりも、もちろん議員言われるように、遠い彼方を見つめて長期計画を進めていく必要がございますけれども、まだまだ道路に致しましては、門先の道路の舗装が必要じゃないか、もっとあのカーブを直せという、身近な道路の建設が非常に多いんじゃないかと、財政的な部門から考えましても、今のところそちらの方をとっていかなければならない、しかるべき時点に、そういう大きな道路が必要であればやっていくというふうなことにおさまるんじゃないかと、このように思っております。  姫路におきましても、あの道路ができましたのは人口が10数万か、あるいは40万くらいに、既になっていたんじゃないかと、このように思います。戦後でございますので周辺合併しておりましたので、40万位に近い人口になった時点において、あの50メートル道路というものが企画された、そして姫路城というひとつの大きな拠点と、姫路のJRの駅、それを結ぶ道路としてつくられたというものでございます。また、神戸市は海岸と中心部を結ぶ市役所前の整備ということで、戦後非常に経済性の発展ということを踏まえてからつくられたわけでございますので、ただいまも申し上げましたように、小野市の成熟度という点から考えまして、少しまだまだその必要性という点については「?マーク」を付けざるを得ない、このように考えておる次第でございます。ご理解を得たいと思います。 ○議長(松井敏男君)  答弁は終わりました。  再々質問はありませんか。  9番 小西勝一君。 ○9番(小西勝一君)  1点だけ市長にもう一度道路のことについてお伺いを致したいと思います。  もちろん市長が申される趣旨も十分理解できるわけであります。ただ1点申し上げながら、再度市長の見解をお伺いしたいと思いますことは、これからますます人々が孤立化し、あるいはまた阻害されていくような状況も出てくる中で、私は道路がただ単に人や車が通行する、その役割を担うんじゃなくて、風格あるまちをつくる中から、そこで人々が散策をしたり、あるいはまた小さな公園、これなどは外国あたりではスクエアとか、あるいはまたプロムナードとかいったような役割をもたした道路、というようなものが考えられておるわけであります。そういった都市空間をつくっていく中から、人間と人間とが連帯し、潤いのあるような、そういう道路、そしてそれがやがて無限に、都市づくりの根幹ともなって発展していくような、そんな道路、まだまだ成熟度はそこに達していないということであればあれですけれども、そういうような構想も打ち出していく中から、小野市のまちづくりを進めていくべきでないかというふうにも考えて、お伺いをしたわけであります。そういうことについての再度市長の見解をお伺いして、再々質問を終わります。 ○議長(松井敏男君)  9番 小西勝一君の再々質問に対し答弁を求めます。  市長 廣瀬博司君。 ○市長(廣瀬博司君)  外国の例をお話にとられたわけでございますけれども、外国の、特に欧米諸国などは歴史というもの、日本の歴史というものとは国の歴史が違ってきているわけでございます。日本の近代化といわれてまだ百二、三十年じゃないかと私は考えているわけでございます。そのような中で環境が違ってくるのは当たり前じゃないかと、私はそう思っているんです。新しい、新しいと言われているアメリカでも、もう200年以上くれているわけですね、建国以来。そして新しい制度でやっているわけでございます。欧州に至っては、もっともっと違った環境というものが違ってくるわけじゃないかと、パリなんかの、私は見たことがないわけでございますけれども、下水の問題、外国の下水の問題なんかも大いに発展しているわけです。今日本では一生懸命にその下水に取りかかっているわけでございますので、年代的、歴史的な違いというものが非常に大きな差があるということでございます。そのようなことで、少しでも先進国的な方向に向かってやろうじゃないかと、こういうことは常に考えているわけでございますが、先だっても175号線のバイパスがやっとついたというのが現状でございます。今それで小野市はこの175号線を生かすべき骨格道路の建設にまず集中すべきではないかと、このように私は考えております。直接骨格道路になる、ならんは別と致しまして、またそれの補助的な道路になるかというようなことでございますが、その辺を考えてやっているわけでございます。しかし、ただいまも言われました、散策道路のようなものは必要じゃないのかと、こういうことは、ところによってあると思います。今度予算書にもあげているわけでございますが、権現池と大池とに挟まれた部分、国道175号線の部分ですね、いうなれば市街地と市役所との間、あるいはアルゴとの連絡ということは、本当に、非常に車道が一応は成り立っているわけでございますけれども、歩道、自転車というようなものが、まだ今のところ整っていない、そんなことを考えまして、権現池周辺の整備というようなものを考えたわけでございます。これは長期計画にも掲載しているものでございまして、それを順次やっていこうと、こういうことでございます。ただかなたを見つめて、ああいものが欲しい、こういうものがほしい、非常に空想を描くのもいいかもしれませんけれども、やは行政というものは、地についたものでなければならない、それと財政というものを崩してはならないというのが、行政の根幹ではないかと、今考えていくのはその方が必要じゃないかと、このように考えまして、この権現池のあの笹はどうするんだという質問も随分と、再三再四質問いただきました。それがようやくにしてこの財政的な部門でできるんじゃないかと、このように考えております。ひとつよろしくご理解を得まして、ご賛成を得たいと、このようにお願いしておるものでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  道路の必要性、これはいわれなくても必要でございますので、まず足元は必要でございます。しかし、主力は骨格的な道路をまず第1にやるべきだと、こういうふうに考えて進めていきたいと、こういうふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(松井敏男君)  以上で9番 小西勝一君の質問は終わりました 。  この際15分間休憩致します。                休憩 午後 1時50分               ─────────────                再開 午後 2時05分 ○議長(松井敏男君)  ただいまから会議を再開致します。  休憩前に引き続き質問であります。  12番 田中髙文君の質問を許可致します。  12番 田中髙文君。               (12番 田中髙文君 登壇) ○12番(田中髙文君)  私は3項目について質問を致します。  第1項目は教育行政について。  第2項目は環境行政について。
     第3項目は水道行政についてであります。  第1項目、教育行政について、次の4点についてお伺い致します。  第1点目は河合運動広場、テニスコートの夜間照明と北向き進入道路の設置についてであります。  第2点目は、公民館における高齢者向けのそろばん教室の開設についてであります。  第3点目は図書館にコンピューターシステムの導入について。  第4点目はスポーツセンターの駐車場の現状と将来計画についてお伺い致します。  第2項目、環境行政についてであります。  市長提案説明にもありました、小規模合併浄化槽設置の推進について、次の5点についてお伺い致します。  第1点目は推進に当たっては、市民の理解を得ることが先決と思われますが、啓発はどのようにされるのかお伺い致します。  第2点目は、流末同意が困難な場合、市として斡旋する用意はあるのかお伺い致します。  第3点目は、助成の内容は、どうなのかお伺い致します。  第4点目は、助成対象者はどのような範囲になるのかお伺い致します。  第5点目は公共下水道計画内でも実施まで数か年かかる家の場合、希望すれば助成を受けられるのか、お伺い致します。  第3項目、水道行政について、次の3点についてお伺い致します。  第1点目は、工事発注者に対する業者選定のための公認業者の情報の提供及び閲覧についてお伺い致します。  第2点目は、水道工事責任技術者の育成と、業界発展の取り組みについてお伺い致します。  第3点目は、水道の新設工事にあたって配水管、本管の口径は付近の開発見通しをどの程度配慮して決定されているのか、お伺い致しまして、私の質問と致します。 ○議長(松井敏男君)  12番 田中髙文君の質問に対し答弁を求めます。  教育長 友定隆男君。               (教育長 友定隆男君 登壇) ○教育長(友定隆男君)  第1項目第1点目についてお答え致します。  河合運動広場テニスコート夜間照明の設置についてでありますが、市内の夜間照明を設置している2か所の大池総合公園及びクリーンセンターのテニス利用者が少ない状況により、また地域住民の需要予測が不明でありますので、現在のところ設置計画はありませんが、当面様子を見まして、利用者の夜間需要が増大すれば、検討していきたいと考えております。  次に、北向き進入道路の設置についてでありますが、堤内地であり、建設省の堤体保全の理論により、北向きの設置は不可能であります。  次に、第1項目第2点目についてお答え致します。  平成2年、平成3年、平成4年度の市議会でお答え致しましたとおり、老人会等に協議検討してまいりました。その結果公民館における高齢者向けのそろばん教室につきましては、日、時間、参加者、目、耳などの身体的な条件等により、教室開設には現時点では無理と考えております。しかしながら、短時間の行事の集いに、身体の調子のよい時に自由な参加等の条件にしまして、それが整えば可能性があると思います。  なお、平成4年度中にはテストケースと致しまして、社会福祉協議会と老人クラブ連合会が協議致しまして、高齢者の行事等の前後に、短時間の教室として試行されています。引き続き平成5年度も実施していただき、今後関係者と協議しながら対応していきたいと考えております。  次に、第1項目第3点目についてお答え致します。  現在の新しい図書館では、そのほとんどの館がコンピューターシステムを導入しております。小野市立図書館につきましても、導入する計画でございます。なお、コンピューターによる図書館管理システムは、蔵書、資料等のデータの登録、貸出や返却の処理、利用者の登録及び利用統計など図書館サービスの上で欠かせない業務をも処理できるものでございます。  次に第1項目第4点目についてお答え致します。  スポーツセンター及び大池総合公園の駐車場の現状でございますが、第1駐車場では97台、第2駐車場で57第、計154台の収容台数があります。将来の計画につきましては、大池総合公園の東側の周辺の整備事業計画とあわせまして、駐車場の設置を検討しております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  民生部長 松井三郎君。              (民生部長 松井三郎君 登壇) ○民生部長松井三郎君)  第2項目第1点目についてお答え致します。  この度、小野市合併浄化槽設置整備事業補助金交付要綱を定めましたので、この制度を市民にお知らせするために、詳細について市広報4月号から6月号にかけて掲載して、広くPRを行う予定です。また、対象区域に対しては、町役員を対象とした説明会や、住民を対象とした説明会を実施していきたいと思います。  続いて第2項目第2点目についてお答え致します。  流末同意の件ですが、小型合併処理浄化槽については、本来流末同意は不必要であります。この点の啓発をしながら、条件の整備された地域から実施していきます。  続いて、第2項目第3点目についてお答え致します。  助成の内容でございますが、一般的に設置の一番多い8人槽では、国、県、市合わせて82万4,000円となります。この補助額については、他の集合処理事業における補助制度と均衡を図るよう配慮しております。  続いて第3項目第4点目についてお答え致します。  補助金の交付対象者は、平成4年3月に策定しました生活排水処理計画のうち、合併処理浄化槽設置区域等の対象区域において、専用住宅に合併処理浄化槽を新たに設置しようとするものに対して、予算の範囲内で交付します。  続いて、第2項目第5点目についてお答えします。  公共下水道計画内については、対象区域から除外されており、助成の対象になりません。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  水道部長 久永宗夫君。              (水道部長 久永宗夫君 登壇) ○水道部長(久永宗夫君)  第3項目第1点目についてお答えを致します。  水道工事の指定公認業者は当市の上水道給水条例施行規則の定めるところによりまして、公認業者としての資格要件を整えているものに指定を致しております。  給水工事を発注する需要家にとりましては、この工事は生活に直結するものであるだけに、非常に重要なことがらであろうというふうに受け止めております。  指定を受けた公認業者は、給水工事に関して十分に需要家に応えるだけの能力を持ち備えております。また公認業者の商号、名称、住所などは広報小野に掲載し、さらに水道使用量のお知らせ票などにも記載を致しまして、一般に周知しておるところでございます。  また閲覧については、個人、法人を問わず、私的情報の公開にかかるものもあると考えられますので、市と致しましては、公認業者に係る書類の一般への公開閲覧は考えておりません。  第2点目についてお答え致します。  小野市の公認業者には、給水工事責任技術者を置くことを義務付けております。この技術者としての資格要件は、当市の給水工事を熟知し、かつ水道法等相応の知識と技術力を有するものについて試験を実施し、この試験に合格したものを責任技術者として登録を致しております。  試験の実施についてでありますが、公認業者あるいは関係者から受験の希望があれば、適宜実施を致しておりましたが、5年度からは年1回の試験を実施したいと考えておりまして、現在これらについての検討を加えておるところでございます。  また、技術者の育成については、公認業者に負うところが大でございますが、市と致しましては、責任技術者等の登録を受けた後、登録の更新時に研修を実施しているほか、適宜こういったことを実施し、その資質の向上に努め、あわせて技術者としての自覚を促しているところでございます。  次に、業界の発展の取り組みについてでございますが、市が指定する公認業者は、需要家に対して、市の代行工事をするものでございます。したがって、常に善良な設計、施工を行い、まず信頼を得ることが大事であると考えております。それがために、常に新しい技術の導入、情報の交換、公認業者としての自覚を培うために、適宜指導を行うとともに、年1回以上は給水工事のあり方等について研修を重ねております。  第3点目についてお答えを致します。  配水管の新設計画は、付近の配水管の布設状況並びにある程度の開発等は見込みながら、口径を考えていくわけでございますが、開発見通しの予測しがたい場合は、必要水量の給水能力を20ないし30%程度余裕を持つように考慮し、また過大な口径はかえって水道用水の腐敗、または細菌の発生など、水質汚染の原因となるので、これらも考慮しながら口径の決定に当たっているところでございます。  なお、投資費用の回収が長期にわたるようなところにつきましては、企業の性格上、過大な投資は避けております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  答弁は終わりました。  再質問はありませんか。  12番 田中髙文君。 ○12番(田中髙文君)  それでは二、三点再質問を致します。  まず、教育長に運動広場のテニスコートの夜間照明でございますが、現在の市内に設置されておるテニスコートの利用状況等を勘案した上では、無理だということのようですが、テニスコートの内容から申し上げますと、私が大池総合公園のテニスコートの夜間照明の時にも質問致しましたように、やはり全天候型のテニスコートというひとつの案を出させていただいたように記憶しております。小野市内からその当時、市外のテニスコートへ夜出かけてテニスをされておる方と申し上げますのが、ほとんど全天候型のテニスコートを目指して練習に行かれておったわけですね。そしてその時の教育長の答弁には、順次照明を設置していくという答弁があったように、これも記憶しております。要するに利用度が少ないということは、これは本当に致命的なことであろうかと思いますけれども、やはり施設の内容から申し上げますと、河合運動広場の全天候型のテニスコートというのは、本当にもっと設置されれば利用度が高くなるのではないかと、このように思います。その点についてもう一度ご答弁を願いたいと思います。  それから進入道路の件でございますが、恐らく教育長も今の北から入る進入道路を利用された時には危険であると、また2回バックしながら入らなければいけないという現状をご承知のことと思います。もちろん堤体の保全のためといわれれば、私自身申しようもないんですけれども、あの加古川の右岸を走りますと、同じような形態の新入路が新しくつくられたり、いろいろ便宜を図っておられるようですね。ましてや市民が多く利用すべき施設の進入路ができないということ、本当にその堤体の保全だけのものかと、あそこの堤防は何メートルか外側へ拡幅されておりますね。ですから、そういうものを利用できないものかどうか、そこらへんのところをもう一度お願いしたいと思います。  それからそろばん教室、これは私何回となくそろばんの伝統を生かしたい、ひとつでもそろばんにかかわることを残せればな、という思いから質問をさせていただいておるわけですが、既に前年度から老人会等に図られて、テストケースでやっておられるようです。その試行された状況、もしご承知であれば、その点についてご答弁をお願いしたいと思います。  それから次に民生部長にお伺い致しますが、流末同意、この小規模合併浄化槽を設置する場合は、流末同意がいらないとおっしゃいましたが、再度確認をしたいと思いますので、本当に不必要なのかどうか、もし必要だという地域が出てくれば、その件に対して、市としてどのように対応していただけるのか、そこらへんのところをご答弁願いたいと思います。  それから第5点目、結局公共下水道計画内では対象者として認めないということなんですが、工事にかかってから数カ月という場合はよろしいですけれども、やはり何年もということになりますと、ご家庭によっていろいろ苦慮されると思うわけですね。ですから諸般の事情があろうかと思いますけれども、何とかそういう家庭に対して助成を受けられないものか、道はないものか、もう一度この点よろしくお願い致します。  それから水道部長にお願い致します。  現在の公認業者は、すべてのことを整えて公認をされておるということであります。そして結局その情報の提供はできないというふうにおっしゃっておるわけですけれども、やはり私たち市民の立場から申し上げますと、知っておる者はいいんですけれども、それ以外の人が果して水道工事をお願いしたいと思いましても、やはりその業者の内容、プライベートなことはいいと思いますけれども、それ以外、でき得れば1項目でも多くの開示をできないものかどうか、そこら辺のところをもう一度お答え願いたいと思います。  やはり工事の実績とか能力とか従業員とかいう、そういう情報を提供されながら工事をやっていただくということがベターではないかと、このように思いますので、その点よろしくお願い致します。  それから2点目の試験の件でございますが、いままでは希望がなければ試験をしないということだったようですね。幸い5年度から年1回試験を実施するということをお聞きしましたので、この点は安心致します。やはりその各業者の技術の向上を図るためには、そういう試験等を定期的に実施していかなければ、技術の向上もありませんし、本当にいい職人さんができてこないと、このうように思います。それと試験に合格された人の資格なんですが、条例によりますと3か月公認業者から離れてすれば、その資格がなくなってしまうというふうなことを聞いておりますし、条例を見ますとそれらしきものがあるわけですが、この資格について、やはり一般的にどのような資格でも資格は資格なんですね。一生合格すればついていくものであると思いますし、また、先ほど部長が申しされましたように、更改する場合は、再度研修とか検査とかを受けて、その技術を保持していくということは必要であろうかと思いますが、こういう資格の継続についてどのようにお考えなのか、この点お答えを願いたいと思います。  それに関連しまして、今の水道公認業者の状態から見ますと、この試験も含めまして、新規に公認業者に登録する道がないように思いますが、新規に公認業者になれる道があるのかどうか、そこら辺のところをご答弁願いたいと思います。  それから3点目の水道の新設工事に当たって、配水管の口径の問題でございますが、今部長からは20%から30%の余裕をもってやっておるということを申されました。これはありがたいことだと思います。やはり考えますと、水道管を先行投資する、将来いつになるかわからないところへ布設するということには、大変問題があろうかと思いますが、ただ市街化区域の中で、もし新しい道路ができると、計画しておると、今できつつあるという場所に関して、布設されておるのかどうか、そこら辺のところもご答弁願いたいと思います。と申しますのが、やはり市街化区域でありますと、将来必ず発展するという計画のもとに、そういう区域が決められておるはずなんですね。ただ水道部の方で口径を決められたり、それに付随する管を埋めてないばかりに、そこへ張りついた人のいろんな経費的な負担がかかっておるのが現状だと聞いておりますので、その点よろしくお願い致します。  それから口径の決定もそうです。これも市民の中にいろいろトラブルが起きておるのはご承知だと思います。ある1軒の家が水道を本管から引きました。ところがたまたま途中に家ができまして、そこが拝借して、半公共だと水道部の職員は申されるんですけれども、半公共の水道管になったんやからあそこから取らしてあげてくれということで、トラブルがあるところを二、三聞いておりますけれども、そこら辺の指導をどのようにされておるのか、ご答弁願いたいと思います。  以上で再質問を終わります。 ○議長(松井敏男君)  12番 田中髙文君の再質問に対し答弁を求めます。  教育長 友定隆男君。 ○教育長(友定隆男君)  第1項目第1点目の再質問について答弁申し上げます。  まず、河合運動広場の夜間照明の件でございますが、全天候型テニスコートにつきましては、照明の設置大変理想的だと思います。現在河合運動広場の昼間のテニスコートでの使用状況を見ました時に、平成元年度では1日平均10名程度やったわけですが、だんだん減ってまいりまして、平成4年度、本年度の12月末では6人程度に減少しております。それと今一番最初の答弁で申しましたように、地域住民の需要がもうひとつないということもございまして、これらにつきましては経済効果等も考えまして、時期尚早ではなかろうかということで、今後はテニス利用者の需要調査といいますか、それをやっていって、確かに理想的な照明装置ということが必要であれば、適宜、順次やっていきたいと、整備していきたいと、このように考えております。  それから進入道路の件でございますが、ちょうど建設省と協議をした場合に、いわゆる流れに逆らった北向きの道路については、建設省としては、これは洪水等の関係もあると思うんですが、しないという理論をお持ちでございます。これは専門的に建設省の方へは、その設置当時はどうしても北向きの道路が必要やということから、その辺働きかけておるわけですが、どうしても建設省の方は、それは無理だというようなことがございまして、今いわれましたように、大変確かに危険な状態でございますので、苦慮しておるんですが、今後よく研究してまいりたいと、このように思います。  それから第2点目の件でございますが、高齢者向けのそろばんの件でございますが、一応公民館の方ではできないわけでございますが、一応試行と致しまして社会福祉協議会と老人クラブ連合会とで協議をしていただいて執行致しましたのが、この2月の映画会があったわけですが、その映画会の時に合わせまして、短時間でありますけれども、加島先生を講師にしまして、不特定の方20名余りで実施していただきました。初めということ、珍しさもあったわけですが、非常に好評であったということで、3月以降にはそろばん50丁を準備して、それに対応したいなと、このように思ってます。それで今後は、高齢者生き甲斐セミナーがございますので、この場でそろばんの医学的な効果、いわゆる脳の老化防止等のこともよくPR致しまして、できればその場でも検討していただくということで考えております。  以上答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  民生部長 松井三郎君。 ○民生部長松井三郎君)  第2項目 合併浄化槽についてお尋ねに対してお答え致します。  まず第1点目の流末の同意について、いらないのかという確認と、必要という地域があれば市としてどうするのかというお尋ねでございます。流末同意につきましては、最初の答弁でも申し上げましたように、法的には不必要ということであります。これは昭和63年10月27日付けの厚生省浄化槽対策室長の通知で、いわゆる放流同意問題についてという通達があります。その中で小型合併浄化槽につきましては、非常に性能がよくなっておるから放流同意は不必要ですという見解をいただいております。しかし、市内の現状でございますが、対象区域になったところでも、まだ同意がいるという町があります。平成3年10月、対象区域となりました21町の区長さん宛に、現行ではどうですか、小型合併制度を取り入れたらどうですかというアンケートをとりましたんですけれども、現行では21町のうち3町が不必要という答えがありますが、この小型合併浄化槽制度をPRして、これを取り入れた後には、21町のうち7か町は放流同意はいりませんという答えをいただいております。したがいまして、現状では支障がある町もあるわけでございますが、支障がある町につきましては、これから啓発をしながら、年次的に条件がそろった地区から重点的に、モデル的に実施していく中で、順次そのような点をご理解いただきたいと、こういうような取り組み方をしたいというように考えております。  次に公共下水道計画内で対象にはならないのかということでございますが、これも県の通知では、公共下水道等集合処理区域でも7年以上共用が見込めない地域、または水質汚濁防止法で生活排水対策重点地域であれば、合併浄化槽の補助対象になるという通知があります。当市の場合、今のところでは公共下水道が平成12年には期成集落のおおかたが完了するような進捗状況でもございますので、対称地域にはしておりません。  以上答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  水道部長 久永宗夫君。 ○水道部長(久永宗夫君)  再質問の第1点にお答え致します。  資料の提供でございますが、これの考え方は、先ほど述べたとおりでございます。なお、給水工事の申込みする際に、確かにお客さまは迷われることはあろうかと思いますけれども、私どもの窓口において、こういった相談業務を絶えずやっております。最近の実例をあげますと、日に2人ないし3人位のお客さまは見えられておると思います。こういったことを大いに活用してもらうのが一番ベターなやり方ではないかというように考えております。と同時に、上下水道の公認組合におきましても、同じような相談コーナーを設けて、お客さんの対応を致しておりますので、あわせてこういったところでのお願いをしたいと思います。  それから第2点目の責任技術者等の資格の継続でございますが、これにつきましては、給水条例の60条の第7項、ここに記載されております。今質問されております公認店を離れ3年経過した時は失格と、こういうふうなことであったと思うんですけれども、私どもの解しておりますのは、これは停止というふうにとらまえております。したがって、再び公認店に帰ってくれば、研修等重ねて、別に技術的な問題がなければ継続していきたいと、このような考え方を致しております。  それから新規に公認店を持つ場合の道が開けておるのかどうかと、こういうご質問でございますが、これにつきましても、給水条例施行規則の45条にかちっとうたっておりますので、新たに公認店を開く方は、おおいにこの資格要件ですね、これを勉強して、とっていただければいつでも公認は与えられます。
     第3点目の市街化区域内の整備された道路等に配水管を先行する意思がありや否やということでございますが、現在工事されておるものにつきましては、ご指摘のような方向で配水管を埋設致しております。ただここで1点申し上げておきたいんですけれども、これは参考までになると思いますけれども、現在こういったことで先行工事、市内で数か所致しております。これの回収率は年月の古いものになりますと15年、20年という経過をしておりますが、トータル的に申し上げますと28.6%の回収率でございます。こういったことから、開発の予測されない所、余り先送りする開発のところは、配水管の先行を見合わせておるというのが実態でございます。  それから給水管からの分離の時の取り扱いでございますが、これにつきましては、先行しております需要家の権利を損なわない範囲で分離は認めております。ただし、当初新設された時には、応分の負担を致しておりますので、その辺を兼ね備えて、同意書の提出という取り扱いを致しております。  なお、こういう申込みがあった時に、まず初めに使用水量と現在埋設されておる給水管、これが給水断面があるや否やのチェックをまず致します。断面に余裕のある場合は、いま言いましたような同意を求めることによって許可を致しております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  答弁は終わりました。  再々質問はありませんか。  12番 田中髙文君。 ○12番(田中髙文君)  教育長に1点再々質問を致します。  そろばんの講座、教室のことで、前向きに取り組んでいただいておるということはいいんですけれども、私はやはり生涯教育の中で、そろばんの特異性を生かすべきだと思います。何か人の言葉はいいことないですけれども、力を借りてやっておるだけだとというふうに感じます。ですので公民館という素晴らしい生涯教育の場がありますので、ひとつでもこの公民館でそういう教室をもっていただいて、もちろん高齢者に対してもするべきでありますし、子供はそろばん学校がありますので、その方で対応ができますけれども、高校生以上のやはり珠算に対する人の受皿としても、公民館活動の一環として取り上げていくべきだと、このように思いますので、その点についてご答弁を願いたいと思います。  それから水道部長にちょっと確認の意味も含めて2点ほどお尋ねしたいと思います。  最近は二、三人の人がご相談に来られるということであるようですが、その相談者の方からその内容を各水道業者ですね、紹介をされた水道業者に対しての内容等を聞かれたことがおありなのかどうか、また、もし聞かれればそれを開示する心得がおありなのかどうか、そこらへんのところを1点よろしくお願い致します。  それからもう1点、資格のことでありますが、3年以上は停止であるとおっしゃいましたけれども、その水道工事責任技術者の資格は剥奪されないのかどうか、ただ、今ひっかかることが、公認店へ帰ればの話のようですけれども、別に公認店へ帰らなくても水道工事はできるわけです。と思いますね。ですから、そこら辺のとこどのようなお考えなのか、それをご答弁願いたいと思います。  以上終わります。 ○議長(松井敏男君)  12番 田中髙文君の再々質問に対し答弁を求めます。  教育長 友定隆男君。 ○教育長(友定隆男君)  第1項目第2点目の再々質問についてお答え致します。  ただいまも言われましたとおり、公民館はいわゆる生涯教育の拠点でございます。したがいまして、いろんなサークル等をやっているわけですが、今回特に高齢者の関係、そろばんをとりあえず熟年の、いわゆる老人福祉協議会、老人連合会の方で検討したわけですが、もうひとつ積極的でなかったということから、今回はやはり公民館活動の推進の上からも、高齢者生き甲斐セミナーのところ、この参加者かなり多いわけでございますから、ここらで再度もう一度PR致しまして、そこからサークル活動の方へ誘導していきたいな、そのように考えております。今後も今言われましたことをよく旨に致しまして、積極的に対応していきたいと考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  水道部長 久永宗夫君。 ○水道部長(久永宗夫君)  第1点目の窓口業務に訪れるお客さんの相談内容であろうかと思うんですけれども、いろんなケースバイケースによっていろんな問題が出てきます。特に業者間とお客さんとの間で若干もつれといいますか、理解、承認に達しないという点と申しますのは、給水装置の設置基準、このことがなかなかお客さんには理解してもらえない、これは非常に専門的なことを書いておりますので、ちょっととおり一遍の説明ではちょっと説明がつきにくいわけです。それに手間をかけておると、そのことが逆にお客さんからすれば、その公認業者の不信感をかっておるというような状況でございます。なお、全く公認業者がわからないと、特にこういった場合は市外のお客さんだろうと思いますが、そういった場合は16店の名簿を閲覧していただくか、もしくはお任せしますと、こういったこともままあるんですけれども、その場合は水道組合の方にその情報を流して、組合の方で調整を図って、お客さんの要望に応えておるというのが実態でございます。  それから第2点目の公認店を離れた場合、3か月すれば資格がなくなるのかということでございますけれども、これにつきましてはあくまでも停止でございます。再び公認店に帰れば継続致します。  なお、その次に公認店に帰らなくても仕事ができるじゃないかと、こういうご質問であったと思うんですけれども、この場合は水道法によりまして給水装置一切は公認店でなければさわれません。したがって再び資格を取ろうとすれば、復帰さそうとすれば、公認店に勤めるしかございません。  以上でございます。 ○12番(田中髙文君)  今の相談者の中でもし要望があれば開示されるのかはどううか、これは結局されないわけですね。 ○水道部長(久永宗夫君)  それは極力避けております。 ○12番(田中髙文君)  極力避けるだけですか、状況によっては。 ○議長(松井敏男君)  それに対して水道部長 久永宗夫君 ○水道部長(久永宗夫君)  そういった公認業者の内容に触れる場合は、基本的には避けております。ただ、お客さんの方でこの公認業者を希望される場合があります。ただそういった時に、おおまかな業者の手持ち量、私の方から発注したもの、あるいは給水申込みが出てきたものしか分からないんですけれども、そういったものを総括致しまして、お客さんの希望する期日に間に合わないと思った時には、こういう事情ですからお客さんの給水される希望日時を延ばすか、あるいは他の公認店にお願いしたいと、こういうふうな応対を致しております。 ○議長(松井敏男君)  以上で12番 田中髙文君の質問は終わりました。  本日の会議はこの程度にとどめ、散会致したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(松井敏男君)  ご異議なしと認めます。  よっ本日はこれにて散会することに決しました。  次の本会議は、明11日午前10時から再開致します。  本日はこれにて散会致します。                散会 午後2時51分...